2話 冷気を操るヒューマギア ページ4
彼女の夢を聞いて、頬の筋肉が緩んでいくのを感じた。・・・同じだ、俺の夢と、彼女の夢は・・・そんな彼女の夢に協力しないわけがない。
或人「わかった、協力するよ」
チルノ「きょ、協力って・・・私が協力を求めてるのはあなたじゃなくて飛電・・・・・・あれ!?飛電或人!?」
・・・俺のことを見たことがあるような発言をしていたからもう少し早く気づいてほしかったんだけどなぁ・・・彼女は今になって俺が飛電或人だと気づいたらしい。・・・なんか悲しい・・・
チルノ「ご、ごめん・・・なんか、社長って感じしなかったから」
しょうがないじゃん!!俺社長になったばかりだもん!!つい最近まで(売れない)お笑い芸人だったんだもん!!・・・と、心の中でも大騒ぎしつつも、表面上では気にしていないことにしておく。
或人「気にしないで・・・改めて、飛電インテリジェンスの社長、飛電或人、よろしくね」
イズ「社長秘書のイズと申します」
彼女は「或人、イズ・・・」と俺たちの名前を復唱すると
チルノ「私は冷気を操るヒューマギア、チルノだよ」
或人「・・・冷気を操る?」
そんな力を持ったヒューマギアまでいるのかとイズを見ると、イズも知らないのか首をかしげている。
チルノ「・・・まあ、私はかなり特殊だからね・・・詳しいことは後で説明するよ」
・・・確かにそうだ。気になることはたくさんあるといえどいつまでもまでも外で話をするわけにもいかない。彼女の・・・チルノの意見は最もだった。
或人「それじゃあ、続きは中に入って話そうか・・・チルノ」
名前を呼んだ後、目を合わせてくれたチルノに向かってにっこりと笑顔を浮かべた俺は一言
或人「一緒に夢を叶えよう」
そう伝えた。
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作者名:フランドール | 作成日時:2020年7月29日 19時