11話 ショート寸前 ページ13
ルーミアside
チルノ「みんな!!こっち・・・・・・早く!!」
人間を逃げしているチルノちゃんはこちらに来たので私は隠れる位置を変えた。そして、チルノちゃんが通り過ぎたとき・・・確かに、こちらを振り返った。
ルーミア「気配は、感じ取られる・・・か・・・」
チルノちゃんの背中を目で追いかけていると、一度チルノちゃんの動きが止り、悲鳴が上がった。・・・この気配は・・・
ルーミア「暗殺さん・・・」
暗殺「ルーミア・・・」
随分近くにいたんだな、と思いつつ小さな声で名前を呼べばこちらに寄ってくる暗殺さん、だが、視界にゼロワンが入ったようで「暗殺!!」といいながらゼロワンのほうへ向かっていった
迅「あれ!?暗殺ちゃん!?」
迅君の驚いた声を頼りに、物陰を動しながら迅君の元へと移動した。・・・もうチルノちゃんはいないし、見つかっても困らないからね・・・
ルーミア「結構近くにいたみたい・・・気配を探ってればすぐに見つかってたかも・・・・・・ごめんなさい・・・」
迅「見つかったんだから大丈夫だよ」
「ルーミアは見つからないようにしてね、青いのいないけど」と念を押される。・・・青いのって・・・チルノちゃんのこと・・・?っていうか・・・
ルーミア「迅君・・・暗殺さん・・・」
迅「あああっ!!やられちゃった!!!」
そう言って大慌てでキーを回収しに行く迅君・・・だけど・・・
迅「ルーミアどうしよ!!マンモスキーがない!!また滅に怒られる・・・」
ルーミア「・・・バルキュリー、か・・・仕方ないよ、私も一緒に謝るから・・・ね?」
迅「っっ・・・ルーミアーーー!!!!」
満面の笑みで抱きついてきた迅君に抱きしめられ、私の頭はショート寸前だった。
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作者名:フランドール | 作成日時:2020年7月29日 19時