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You side








『おはよ!』



華菜 「おはよ〜」



凛 「おはよう!」







ついに修学旅行初日。




伊丹空港に集合して新千歳空港までひとっ飛び。









座席は3人席に華菜、私、凛、


通路挟んで4人席に海、稜雅、太陽、祐基、


通路挟んで拓弥、他の班の男子。









テンションもめちゃくちゃ上がってるから



もちろん寝るわけもなくそのまま到着。









『着いたーー!!!』



「委員長がはしゃいでどうすんねん」



「静かにせい」






普通に怒られたけと気にせーへん。








『そんなんテンション上がるに決まってるやん』



「ほら整列させろ」



『はいはーい』








そのままバスに乗って富良野へ。









バスの座席は事前に決めてた座席で、




凛 海 祐基 稜雅

華菜 私 拓弥 太陽




の並び。








『雪やばい!』



『めっちゃキレー!』



『うわー寒そー…』



『え、やばやばやば!』



拓弥 「うるせーな」



『そんなん言って外出たらテンション上がるくせに〜』



『雪と戯れるの好きやもんねー?たくちゃん♡』



拓弥 「こいつまじうざいわ」





華菜 「たぶん凛もテンション高いで」








そう言われて前の席の凛と海の会話を聞いてると、


凛の語彙力が5歳になってた笑









ホテルに着いたら事前に送っていた荷物を持って、


部屋に行く………つもりがなぜか私のキャリーバッグがなかった。







『あれ、なんで?』






目印をつけていなかったことに後悔。









太陽 「Aさんごめん!」



太陽 「俺のカバンと全く同じやって間違えて持っていっちゃった」



『あ、そうなん? いいよいいよ笑』







太陽と同じバッグやってことがちょっと嬉しかったりする。









太陽 「ほんまごめん!」



太陽 「じゃあ後で!」









太陽は本当のバッグを持って逃げるように部屋に走って行った。






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作者名:たれめ | 作成日時:2021年7月8日 11時

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