波多野 ページ2
波多野といっしょ。
玄関に手ぬぐいを引っさげた波多野を見つけた。
「あ、波多野じゃん。これからどっか行くの？」
Aに気づいた波多野はAを一瞥し、急にそっぽを向いてしまった。
そっぽを向いた頬が若干赤く染まっている様に見えた。
「ん、ちょっとそこまで…」
「そこまでって、どこまで？こんなに日差しが強くて熱いのに出かけるの？」
波多野に近づき問うてみると、顔を少し赤らめたままいった。
「近所に穴場な駄菓子屋を見つけたから、そこにラムネでも買いに行こうかと思ってたんだけどよ…」
「ラムネ？…なにそれ！すごく良いじゃない!!」
波多野は興奮するAに向き直るとスッと手を取って
「お前が…Aがよかったら、いっしょに来るか……？」
照れくさそうに笑いながら、Aの手を握る波多野。
心なしか外の蝉の声がAの答えをせかすように一層強く鳴いた気がした。
「もちろん！！波多野といっしょに行きたい！是非連れてって」
夏の日差しに負けないくらいキラキラしたAの笑顔に波多野は圧倒されつつも、Aの手を取り直し大東亜文化協會を後にした。
「ラムネ楽しみだね！波多野!!」
「お、おう……///」
(なんだよA可愛すぎるんだよ！！！ラムネでこんなに喜ぶなんてほんとに天使だな！！！)
＊
波多野と過ごす爽やかな休講
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浮世(プロフ) - あかねさん» おんぶいいですね！是非使わせてもらいますね！閲覧&コメントありがとうございました (2016年8月22日 12時) (
レス) id: b161bd9eac (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 実井と図書館よかったです！個人的におんぶして欲しいです。 (2016年8月21日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
浮世(プロフ) - 三好結子さん» 足を伸ばして実井と図書館もいいですね！実井のエピソードが若干変態チックになってしまいましたがどうだったでしょうか？ 一緒に勉強ネタもおいしいですね！閲覧&コメントありがとうございました！ (2016年8月21日 19時) (レス) id: b161bd9eac (このIDを非表示/違反報告)
三好結子 - すみません。このコメントを書いてから、実井のを読んだもので、図書館、気がつかなかったです。 (2016年8月21日 19時) (レス) id: 51c4bbe9fb (このIDを非表示/違反報告)
三好結子 - 実井と図書館に本を読みにいったり、誰かと一緒に勉強したりしてほしいです。 (2016年8月21日 18時) (レス) id: 51c4bbe9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浮世 | 作成日時：2016年8月20日 1時
