第6話 ページ8
昨日のこともあって自分から少し距離を詰めて傘の中に入る。
「……………………」
冨「…………………………」
昨日と同じ沈黙。
だけど今回は昨日のことがフラッシュバックして照れくさい。
冨「もっと近寄れ」
「え///?」
もう充分近づいてるのに///
結局私は肩を抱かれてしまった。
触れられている肩が熱い。
これ以上戸惑わせないで欲しいよ……。
冨「A」
「なんですか///?」
冨「梅雨が終わったら……Aと」
何をきっかけに話をすればいいんだろうな。
その言葉は雨に掻き消され消えていった。
「先生、なんて言いました?」
掻き消された声が気になって冨岡先生に問いただす。
冨「俺は______
____虹を……虹を見てみたいと言ったんだ」
珍しく笑った冨岡先生の顔が、笑っているのになんだか切なく感じたのは気のせいだろうか。
気のせいだと思いたい。
46人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
架也(プロフ) - こむぎさん» さっきからきゅんきゅんしっぱなしです…新作楽しみにしてます!私も更新頑張ります! (2019年9月11日 21時) (レス) id: 56ac683fc9 (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - こむぎさん» あああああああ返信ありがとうございます!冨岡先生が尊くって机に頭打ち付ける日々です!! (2019年9月6日 23時) (レス) id: 05874a5a86 (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ(プロフ) - すももさん» コメントありがとうございます!!!もっとキュンキュンしてもらえるよう頑張ります!めちゃくちゃ嬉しいです!!! (2019年9月5日 11時) (レス) id: 2f3651b549 (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンします…すごく楽しく酔わせていただいています!これからも更新楽しみにしています! (2019年9月4日 23時) (レス) id: 05874a5a86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こむぎ | 作成日時:2019年9月1日 23時