新story8 ページ9
黄「Aっち。お疲れ!帰るっスよー!」
貴「涼太お疲れ。うん。帰ろっか!買い物寄っていい?」
黄「いーっスよ!今日は俺が作るっス!」
森「待て...黄瀬!まさかとは思うが...君たちは一緒に暮らしているのか⁉」
黄「...そうっスけど...?センパイ顔こわいんスけど」
笠「黄瀬気にするな。視界に入れるな。うざくなるだけだ。つかお前ら一緒に住んでるとかあり得ねーだろ!」
黄「それがあり得るんスよねー!ちゃんと校長にも許可済みなんで安心して下さい!」
笠「マジかよ!!あんま調子乗ってバスケ手抜くんじゃねーぞ!」
黄「誰に言ってんスかー?手なんか抜く訳ないじゃないっスか!なんてったって俺期待のルーキーっスよ!」
”ドスッ”
また...笠松先輩の後ろ蹴り(笑)
黄「痛っ‼なんですぐ蹴るんスかー(泣)」
笠「だから調子に乗んじゃねーって言ったろーが!」
森「オレも可愛い彼女連れて一緒に帰りたい...
黄瀬、たまにオレにもAを貸してくれ。
先輩を立たせるのも後輩の役目だろ!」
ちょい待ちぃー!
貴「森山先輩...私物じゃないんで!」
黄「そうっスよ!絶対貸さないっス!」
貴「だから!物じゃないって!」
笠「とりあえずお前らうるせーからとっとと帰れ!」
黄「痛っー!何で俺なんスか(泣)」
涼太さっそく愛されてるね(笑)
貴「涼太足大丈夫?」
黄「足っスか?何ともないけど?」
貴「ならいいの!今日は疲れたし簡単にパスタとかにする?」
黄「そーっスね!じゃ、買い物行きますか!」
涼太のプレイはかなり足に負担がかかる。
しばらく本格的なバスケをしてなかった私たち。
涼太はブランクを取り戻すために、
かなり足に負担をかけてプレイしてたように見えた。
多分、笠松先輩も分かってる。
涼太は少し頑張りすぎるところがある。
だから近くにいる私がしっかりサポートしていかなきゃ。
私の変化にすぐ気付く涼太。
私も涼太の変化にすぐ気づけるようになりたい。
黄「今日のお弁当超美味しかったっスよ!本当嬉しかった。今まで食べたお弁当で一番っス!」
あんな見た目のひどいお弁当なのに...
ニコニコ笑ってそう言う涼太が、
すごくすごく愛しくなった。
私もっともっと料理頑張るね!
せめて卵焼きくらい巻けるようにならなきゃね...
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作者名:nanana23 | 作成日時:2017年5月24日 0時