新story31 ページ32
黄瀬side
Aっちとお昼一緒に食べたのは久しぶりで、
教室戻ってからも、にやにやしちゃう俺。
完全にAっちの虜っス。
早くAっちに会いたくなっちゃって、
いつもは別々に部活行くんスけど...
今日はAっちを迎えに教室まで行った。
Aっちはいなくて...
最近Aっちと仲良くなった友達から
知り合いの女の先輩3人に呼ばれてどこかに行ったって聞いた。
知り合いの先輩?
俺、知り合いいるって聞いた事ねースよ?
何か嫌な予感はしたんス...
でもAっちを信じようと思って体育館で待ってたんスけど。
なかなか来ない...
笠「黄瀬!集中しろ!いい加減なパス回してんじゃねーぞ」
黄「...はいっス」
笠「おせー!早くアップしろ!」
Aっちが来たんスけど明らかに俺の目を避けてる。
黄「Aっち?何かあった?」
貴「何もない!課題直してた!」
何で嘘つくんスか?
知り合いの先輩って誰っスか?
本当なら今すぐ聞きたかった...
練習中俺はずっとAを見てた。
しきりに気にする首元。
プレイの合間に見せる悲しげな表情
”何隠してんスか?”
昨日俺がつけたキスマークっスか?
違うっスよね...
俺じゃ何も頼りになんねースか?
隠さないといけない事あったんスか?
青峰っちじゃないとダメっスか...
気になって練習どころじゃなかった。
早く帰って話がききたい。
ちらっと首元に見えたシール...
あそこは俺がつけた場所じゃない。
お風呂に入るときならシールを剥がすはず。
だから...俺は先に入るように勧めた。
上がっていつもみたいに髪を乾かしてるときを狙って、俺はAっちのところに行って乾かす手を止めた。
Aの首に付いてるの
キスマークっスよね
俺のじゃない
どーゆー事っスか...
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作者名:nanana23 | 作成日時:2017年5月24日 0時