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新story19 ページ20

青峰side




海常、誠凛と練習試合が決まったと大喜びで騒ぎやがるさつき。

俺は桐皇に入ってからまたほぼ部活に行かなくなった。
練習に参加しなくても試合に出す。
それはここの監督が言い出した事。

バスケは嫌いじゃねぇ

けど今のバスケは面白くねぇんだよ

あいつらとやってきたバスケが最強すぎて
今がつまんねぇ




試合だって俺一人の力で勝てちまう。
仲間なんか必要ねぇ。






練習試合なんかつまんねーけどよ。


黄瀬、テツ、赤司、Aが来るってなら話はちげえ。

久々に本気で相手できるやつらじゃねーか。






朝早くからさつきがうるせぇ。
一番乗りとか気が重えけど行ってやるか...









久々に見たAは少し大人っぽくなったようにも見えた。
久々って言っても1ヶ月も経ってねぇけどな(笑)
昔は毎日顔見てたからよ。

相変わらず黄瀬と同じ髪色して
同じピアスして
同じジャージ着て
同じバッシュ履いて

ムカつくくれーお似合いだな。









俺と黄瀬の対戦。
黄瀬、お前は俺一人でも十分ぶっ潰せんだよ


お前がAに告白した時...
俺は初めてお前に1on1で負けた。


けどそう何度も超えられると思うな。
俺を超えられるのは...
俺に勝てるのは俺だけだ






随分食らいついてくるじゃねーか。
俺をここまでパーフェクトコピーするとか調子に乗んじゃねえ。




”俺のバスケは仲間に頼るようにはできてねぇ”




俺一人で十分だっつってんだよ







なぁ黄瀬...
何でそんな面しやがる。
これが俺だろ









洛山 対 海常


Aの試合だ。






おい、A。



お前何やってんだよ




全然動いてねぇだろーが
いや...お前動けねぇのか?



お前まさか、負ける気でいんじゃねえよな
諦めてんじゃねぇ







赤司が言った言葉は、今のAには必要な言葉だ。



赤司のそんな面見た事ねぇ。





本当は今すぐ抱きしめてやりてぇ。
大丈夫だ。お前ならできるって
でもそれは俺の役目じゃねぇ








泣きそうな顔して体育館に戻ろうとするA。
んな面して戻ったら、黄瀬が本気でテツとぶつかれねぇだろ。








お前なら必ず強くなる
俺が保証してやる
だから二度とそんな面すんな



お前はいつも笑ってりゃいーんだよ。



後は任せたぜ。黄瀬。

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設定タグ:黄瀬涼太 , 青峰大輝 , 黒バス   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:nanana23 | 作成日時:2017年5月24日 0時

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