オタクがトリップした世界の日常

＊ ページ29

『まぁ、そうですね』







乱歩「僕の異能力はこの国でも最高峰の異能力だ！事件の真実が瞬時にわかる」







乱歩さんの言葉にコナンと安室はそんなことが
あり得るのか、と疑った








そんな２人をみて、乱歩さんがﾆﾔﾘと笑った









乱歩「その証拠を見せよう！そこのお兄さん！

君は安室透と名乗っているがそれは偽名、
あと２つの顔がある、１つはある組織の覆面調査官、もう１つは、公安の刑事、そしてここのアルバイト

先程あった公安のおじさんも恐らく仲間だね
そして、僕を此処に案内してくれたお兄さんとなにか因縁がある」








『やっぱりそうですか……』







私もこの人にはなにか違う顔があるとは思っていたけどそこまでとは……








コナン「……すごい、もっと聞きたいな！」









コナンは子供の振りをしてAの袖をつかみ
その時、盗聴器を仕掛けた









乱歩「君は……Aにさっき色々言われたか」









『乱歩さんほどじゃないですよ、流石です』








安室 コナン((なんなんだ、この人達は…))









そんな２人の疑うような気持ちを知ってなのか
Aは口を開く








『そろそろ帰りましょう、社長に怒られてしまいます』








乱歩「そうだね」








ケーキとアイスコーヒーの会計をする際、
安室もAの反対側の袖に盗聴器をつける








安室「また来てくださいね」ﾆｺ








『ええ』






そんなAに再び電話がかかる









Prrr Prrr Prrr







ﾋﾟ








『はい、もしもし』







国木田『Aか？』








相手は国木田だった







『どうかしましたか？……はい、はい
……わかりました』








ﾋﾟ








乱歩「事件だね、電波阻害の能力者か」









『はい、ま、ちょうどいいと言えばちょうどいいですが……』








乱歩「そうだね、行こうか」








そう言って笑った乱歩達にコナンと安室は笑顔を向けた








コナン「じゃあね、Aお姉さん！」








安室「是非またお越しを」









そんな２人に私は笑顔で言う









『ﾌﾌｯ、女性に盗聴器しかけるなんて、趣味悪いですよ』ﾆｺ








乱歩「じゃあね！」









そういい残し、私たちは次の事件に向かった









残された安室とコナンはこの不思議な女性達が
頭痛の種となることをまだしらない…

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