異能力126【三社鼎立】 ページ39
Aside
『ん……あれ?ここは…』
ツンッと鼻をくすぐる薬品の匂い
あ、医務室か
私が横を見ると椅子に与謝野さんが腰かけていた
与謝野「目、覚めたかい」
え、何このデジャヴ感……前にもあったよね
与謝野「まったく、無理しすぎだよあんたは」
ピンッ
『イタッ!?』
で、デコピンされた……地味に痛い(涙目)
与謝野「待ってな、落ち込んでる奴等に起きたこと教えてくるから」
バタン
え、落ち込んでる?私誰か落ち込ませたか?
ドタドタドタ
な、何々!?
バタンッ
国木田 敦「「A!/Aちゃん!」」
ほぇ!?
『お、おぅ、勢いがすごいね。敦くんと国木田さん』
国木田「何故、何故こんな無茶をした!!」
敦「そうだよ、心配したんだから…」
『ご、ごめんなさい…』
あ、でも2人がこんなに元気ってことは恐らく賢治くんも無事で…よかったぁ……
国木田「さあ、話してもらうぞ。何故あんなにボロボロだったのか、何故俺達が全員無事なのか、それに何故俺達は気絶していたのか」
ぎ、疑問だらけっすね
まぁ、これはしょうがない。話そう、少し嘘も入れるけど
だって、ここで全て話したら何故未来を知っていた?ってことになりかねないしね
『わかりました、話します
まず、あの時
国木田「あぁ」
今思うとあの人たちよく怪我しなかったよねぇ…
『あの時、私は咄嗟に危険だと思いました
だから私はある2つの文章を地面に書いたんです』
敦「その文章って?」
『“武装探偵社の者は15分、ポートマフィアの者は一時間気絶し傷を癒す”
“皆が受けるはずのダメージを全て私が受ける”』
この2つ
国木田「だから、何故俺達を気絶させたんだ
そして何故お前がダメージを受ける必要があるんだ!?」
『
敦「Aちゃんがボロボロだったのは?」
『それは…血の匂いだよ』
【細雪】で皆が瀕死、若しくは……死んでいる状態は見せられても血の匂いまでは誤魔化せないからね
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シンア(プロフ) - 中也ァァァァァァァァ・・・「いい子だから出て来いよ」って・・・私だったら素直に中也のとこ行っちゃう・・・ (2022年4月4日 3時) (レス) @page47 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» 神ですか!?ありがとうございます! (2019年8月22日 9時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - 国木田線路爆破事件も見れますよー! (2019年8月22日 8時) (レス) id: 65ffafad0a (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» DEAD APPIEまで!?あ、ありがとうございます!\(*T^T)/実は映画の番外編書こうか迷ってるんですよね… (2019年8月20日 11時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - どうもー!映画とかも見れちゃいますよー!(ΦωΦ)フフフ… (2019年8月20日 10時) (レス) id: 65ffafad0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年7月24日 23時