【文スト】第三章！オタクがトリップしたらチートで愛されました

異能力９１ ページ4

敦「えーと先ずですね、そもそもの始まりは僕がかつて政府の依頼でツチノコ探索の為に麦わら畑でコサックダンスをしていた頃__」







『ｯｸｸｸｸｸ』








ヤベェ、笑いが押さえきれねぇ…面白すぎる







それとツチノコ探索の為に麦わら畑でコサックダンスってなんの儀式！？









福沢「私の孫娘だ」






箕浦「お孫さん？」






福沢「孫だ」





みんなﾎﾟｶﾝとしてる…ﾌﾟｸｸ






福沢 鏡花「「…」」







箕浦「(そっくりだ…！)これは失礼」








ｱﾊﾊｯふ、腹筋が痛い…ﾋｰﾋｰ






箕浦さんと婦警さんはちゃんと納得して帰ってくれた






賢治「都会のお巡りさんって忙しいですねぇ」





国木田「お前の故郷では警察は暇なのか？」





賢治「うちの村は皆顔見知りですから」




顔見知りか…





賢治「駐在さんの仕事といえば井戸の喞筒修理に煙突の中の猫救助、あとその年一番の水瓜の味見ですかね」




いいなぁ、水瓜の味見





国木田「誰かが犯罪を犯したら？」





賢治「犯人縛って崖から棄てます」







国木田「」←







……それじゃ犯人は、魔が差したどころじゃ済まない話だね






敦「えーと、賢治さんって…」






賢治「“くん”でいいです、２か月前まで
“イーハトーヴォ村”という電気も電話もない処で牛を追ってました、社長にスカウトされて
ここへ」





賢治くんはニコニコしながら言う





賢治「都会は新しい概念ばかりで楽しいです」





敦「新しい？例えば？」





賢治「先ず……お金の概念がまだよく判ってません」





【物々交換じゃ__ダメなんですか？】







敦「そこから！？」






それは流石に覚えた方がいいと思うよ？







国木田「賢治、市警の置き土産は？」






賢治「お仕事です、走行中の車が謎の爆発」






国木田「市警でも投げた難題か__敦、A
やってみるか？」




敦「！」





国木田「何時までも乳飲み子では困る、他の社員に附いて仕事を覚えろ」





ん？でも国木田さんの言う社員って賢治くんじゃないよね？




あれ？この探偵社って真面目な社員、谷崎くんと国木田さん以外いない！？




だって太宰さんは自 殺マニアだし乱歩さんは
事件以外興味無さそうだし、与謝野さんは…((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ






国木田「大丈夫だお前らならやれる」




敦「『はい！』」

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