【文スト】第三章！オタクがトリップしたらチートで愛されました

異能力１１２ ページ25

「「！？」」




？？「ようこそ、アンの部屋へ」




私たち以外にも連れてこられた人々が動揺している




？？「あらもう嫌だわ、こんな沢山の方たちに見つめられて…あたし初対面の方と御話しするの苦手なの、でも駄目ね、ちゃんと説明しなくちゃぁ、皆さんお困りだわきっとすごくお困りだわ、だってこんな見知らぬ場所に突然連れてこられたんですもの私だったら心臓が跳び跳ねて__」




す、すごい勢いで一気に喋ったな…




谷崎「ナオミは何処だ」




？？「あらご免なさい、その説明が最初よね
探偵社の皆さんはあちらよ」





その手に示された方を見ると…




谷崎「ナオミ！賢治くん！」





無数の手に捕縛されているナオミちゃんに賢治くん、そして何人かの人が居た





ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！




谷崎くんが扉を叩くも、ビクともしない





？？「鍵なしでは空かないわ、空くのはあっち」






敦「外の景色が…」




『制止してるね』




？？「私の名前はモンゴメリ、ここはあたしの異能力で創った空間なの、でも安心なさって
そのドアから誰でも出られるわ、お仲間を取り返したくなければですけれど」





谷崎「どうするつもりだ」





？？「簡単よ、この部屋でアンと遊んでいただきたいの“アンいらっしゃい”」(以下モ)

_ルーシー・モード・モンゴメリ
能力名【深淵の赤毛のアン】。





すると出てきたのは巨大な少女人形





モ「アンは遊ぶのが大好きなの、少し甘えん坊だけど可愛いのよ」





アンの片目から青い光が放たれる





「「「わぁぁぁぁぁぁぁ」」」



その目を見た通行人たちは悲鳴をあげながらドアへと向かう





モ「あっ、ただしそのドアから出たら部屋の中のことは忘れちゃうわよ？よろしくて？」





モンゴメリちゃんの言葉には誰一人耳を傾けることなく通行人たちはドアから外へと逃げていった




残ったのは敦くん、谷崎くん、私それに森さん





モ「残ったのは４人だけ？」





敦「ここは危険です逃げた方がいい」ｺｿｯ





敦くんが森さんへと注意を促す





森「女の子を探しているんだ、天使の様に可愛い子なのだよ。どこかでみなかったかな？」ﾋﾟﾗ





そして、恐らくエリスちゃんが写っているであろう写真を敦くんに見せる





敦「いえ…残念ながら」

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