【文スト】オタクがトリップしたらチートで愛されました

異能力３７【運命論者の悲しみ】 ページ42

はーい！皆さん！いきなりですが
私は今、どこにいるでしょーか！




ﾁｸ……ﾁｸ……ﾁｸ……ﾎﾟｰﾝ！





正解は〜！縛られて手術台の上！！






そう！勘のいい人はわかったでしょう、目の前には鉈をもった与謝野さんが居ります…






与謝野「いい感じに怪我してくれたねぇA」





『ん”ーん”ー！』






何言ってるのかわかんないって？
しょうがないじゃん！猿轡はめられてるんだよ！






与謝野「お前が暴れるんのが悪いンだよ。お前は探偵社に入ったばっかだからねぇ、手加減してやるから大丈夫さ」ﾆﾔﾘ







鉈をもっている時点で大丈夫ではない！！









与謝野「猿轡くらいははずしてやるよ」









『ﾌﾟﾊｯ 与謝野さん！私も同じ異能持ってますから！遠慮します！！』









与謝野「同じならどっちがやったって変わらないだろう、じゃ始めるよ！」









話を聞いて！？









『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………





あ♡』









敦side





敦「//っ！こ……これが治療ですか？」









なんか、Aちゃんの最後の声ヤバかったんだけど…








国木田「//き、きいたぞ小僧」






敦「はい？」





国木田「お前は闇市で七十億の懸賞首になっているそうじゃないか。出世したもんだな、ポートマフィアが血眼になるわけだ」






敦「七十億…？」






ー 芥川「もとより僕の目的は貴様一人なのだ
人虎」






敦「そういうことだったのか。ど、ど、どうしようポートマフィアが探偵社に押し寄せるかも……でもでも、どうして僕が…」






国木田「うろたえるな、確かにポートマフィアの暴力は苛烈を極める…だが、動揺するな
“動揺は達人をも殺す”師匠の教えだ」







敦「あのー」








国木田「なんだ」








敦「逆さまですよ手帳…」







国木田「！！」








国木田さんは顔はこっちを向いたまま手帳の向きだけを直してゆっくりと立ち上がった





国木田「俺は動揺などしていない！マフィアごときで取り乱すか！たとえこの瞬間に襲撃されようと俺が倒す！！」







国木田さん……相当焦ってる…説明が“ワヤワヤ”だ！






それだけ探偵社の危機って事なんだ…僕のせいで…







国木田「奴はきっとくるぞ」







敦「！」







国木田「お前が招き入れた事態だ“最悪の状況”になるかもしれん、自分にできることを考えておけ」







___今の僕にできること…か







国木田「ところで小僧、さっきから探しているのだが……俺の眼鏡をしらんか」

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