2 ページ2
.
木霊「鬼灯様〜！」
あの人…人？が鬼灯？
鬼灯「木霊さんですか。その方は亡者ですね？」
木霊「はい、お連れしました」
A「Aだ」
鬼灯「閻魔大王の第一補佐官、鬼灯です」
A「…鬼？」
鬼灯「鬼です」
A「本物の鬼神か」
鬼灯「本物？まぁ、今は暇ですから。浄玻璃の鏡で貴方に罪がないか見ます」
A「浄玻璃の鏡、閻魔の絵に書いてある鏡か」
鬼灯「知っていましたか。では、ここに立ってください」
なんか緊張すんな。
ー数分後ー
A「そこだ！！！いっけー！！」
過去の自分の戦いを見ているAの図。←
ー30分後ー
A「あ、ねぇ、これって現世見れない？」
鬼灯「見れますけど…息子さんですか？」
A「うん」
《征十郎、神凪はお前を守って死んだ》
《子供を守って死ぬ何で、神凪の姉貴らしいです》
《お前が神凪のために出来ることは一つ》
《"笑ってろ"》
A「そうだ！んな事で泣くな！！クソども！！」
鬼灯(…これがAさんの本性…でしょうか？)
《お前らもだ！いつまで泣いてる！！こんな事じゃ、百鬼の王・鬼神、神凪の姉貴にド突かれるぞ！！》
A「ド突いたろか？あ"あ"‼‼⁉」
《…そうだ！俺たちが簡単に泣けば、天衆高校の恥！それは鬼神の恥だ！》
《鬼神の姉御に恥をかかせるつもりか？！》
《鬼神ならこう言うはずだ》
《「「笑え‼‼‼」」》
A「…バカが…んな事言われなくてもしろ！！それでも私の仲間か！！？」
鬼灯「…あの、そこから叫んでもあっちには聞こえませんよ？」
A「るっせー！！」
鬼灯「というか、Aさん。地獄で働きませんか？」
A「あ？」←少し昔に戻ってる
鬼灯「百鬼の王・鬼神と呼ばれていた貴方なら、第二補佐官も務まると思います」
第二？私が二番目？いや、閻魔が一番なら三番か。
A「私はお前の言う通り、百鬼の王・鬼神だ。私にはたくさんの仲間がいる。
お前の下につくんなら、そいつらの期待を裏切ることになる。
私は誰の下にもつかねぇ。私が頂点に立つ」
鬼灯「…では、第零補佐官というのはどうでしょう」
零？
鬼灯「一の前、一の上です。さらに閻魔大王の上司。それ即ち、地獄の頂点。いかがでしょう？」
A「…フッ、わかってんじゃねぇか」
こうして私はこの地獄の頂点に立った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リゼ - はっちゃけてるwww (2022年7月21日 13時) (
レス) @page4 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神苑天月龍神尊 | 作成日時：2017年12月9日 9時
