36.助け ページ41
葵「ふぅ〜…隙あらば攻め込んでくるんだから…!」
「本当ありがと、葵〜!」
葵はトイレの中で男子への不満を口にしていた。
葵「良いのよ。天馬たちったら…。」
葵はぶつぶつと口の中で文句を言いながら、鏡で身嗜みを整え始めた。
ほーんと、やんなっちゃう…。部屋に戻りなくないし、何なんだあの男子どもは…。子供の皮被った狼じゃないか…。←
黄「おっはよーやんね!」
葵「あ、黄名子ちゃん!」
考えていると黄名子ちゃんがやって来て挨拶してくれた。
「おはよー!」
私も手を振って返した。
黄「もー二人とも、うちのことは普通に黄名子、って呼んでよ!何か落ち着かないやんね…。」
黄名子は照れながら頬を掻いた。…かっ、可愛いからしょうがない!(笑)
「「りょーかいっ!」」
私と葵で承認を得ると、黄名子は満足気に笑った。
葵「あ、今何時?」
葵は急に時間を問いた。私は腕に付けていた腕時計を見やり、「6時53分だよ!」と葵に笑いかけた。
葵「スケジュールがイマイチ把握出来てなくてさ…後でメモしとかなきゃ!」
黄「確かに時間が細すぎて分かんないやんね〜!」
葵の言葉に黄名子が頷いて答えた。
葵「さ、早く部屋に戻りましょ!」
えぇ!もう戻るの!?私戻りたくない…。(泣)
そんな私をお構い無しで二人は会話をさせていた。…いいなぁ、何もされてないから。
葵「黄名子(ちゃん)、そっちの部屋楽しい?」
黄「うんっ、楽しいやんね!男子も思ったより優しいし…良かったやんね!」
いいなぁ、黄名子…。私と立場代わったら死ぬよ?←
何だかんだで部屋に着いた…。も、戻りたくないいい…。
バンッ
天「A!どこ行ってたの!?」
てっ、天馬!?何で…
天「Aが居なくて寂しかったよ!戻ってきてくれて良かった!」
あ、葵…。
葵「それでねー!」
葵、黄名子との会話に夢中で聞いてもない。…あ、でも聞かれなかったほうが良かったかも。
葵「じゃあ、また後でねー!」
葵、やっと会話終わらせてれた。よ、良かったー!
葵「ん?どうしたの、A?」
チ───(´-ω-`)───ン
まぁ、そうですよね…。
フ「まあまあ、朝食の準備しないと!二人ともまだ寝巻きだろ?」
フェイの言葉にハッと我に返る。いけない!みんなもう準備してるのに…。
剣「早く着替えて来い。早くしないと本当に間に合わなくなるぞ。」
りょーかいしました、剣城くん!
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影(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2016年8月20日 15時) (レス) id: fe7fcc0a70 (このIDを非表示/違反報告)
はみぃ。(プロフ) - 影さん» はい!また閲覧してくれたら光栄です! (2016年8月19日 17時) (レス) id: ee3e9d6969 (このIDを非表示/違反報告)
はみぃ。(プロフ) - さあやさん» ありがとうございます! (2016年8月19日 17時) (レス) id: ee3e9d6969 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - これからも頑張ってください! (2016年8月19日 16時) (レス) id: fe7fcc0a70 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - タメでも大丈夫ですよ!そうなんですね、、かわいい(笑)ありがとうございます!これからも楽しみにしてます! (2016年8月18日 10時) (レス) id: 17a33e2589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はみぃ。 | 作成日時:2015年12月13日 10時