別の人の彼女になったよ【不死川実弥】

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結局、その日はもんじゃで解散して私は与えられた情報量の多さに家に着いた瞬間爆睡した。

そういえば今日はデートのはずだけど、時間はまだ決めてなかったような。シャワーを浴びてスッキリした所でスマホの液晶をスワイプした。








実弥起きた







あ、見てなかった…でも15分前くらいに来てる。

実弥さんもさっき起きたのか、まあまだ午前中だし…ゆっくり準備しよう。








Aシャワー浴びてました

A何時にしますか?



実弥じゃあ準備したら迎え行くわ

実弥支度しとけ







わかりました、と送信すると思ったより早い集合に急いで身支度を整える。

…今日どこに行くんだろう？
なんだかんだで家ばっかりだったもんな。ていうか一般的なカップルはデートでどこに行くのか疑問でならない。ショッピングモールとかテーマパーク？ううん、取り敢えず動きやすい格好にしておこう。






「…んー、あ！これにしよ。」






クローゼットをゴソゴソと漁ると膝下まで丈のあるタイトスカートが出てきた。これ、形綺麗だから細く見えるんだよね。

歩くかもしれないから今日はスニーカーにしよう。上はパーカーで…うーん、カジュアル過ぎる？








実弥今出た

実弥アウトレット行きたいから

実弥ぺたんこにしとけよ








おお、流石エスパー。

というか気遣いが凄いんだろうなぁ、宇髄さんの話も聞いたけど、この人はあんな事がなくても素で優しい人なんだとその文面を見ながら口元が緩んだ。


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