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第32話、そして全て終わったら、笑顔で【殺す】 (高杉side ページ33

奇妙な女にあった。その女は夜兎の神威に双子といってほど似ていた。

焼けていない白い肌に口ではなんて言えばわからないオレンジのようなピンクの髪色。

そして吸い込まれそうな綺麗な漆黒の瞳。

その女は真選組にいながらも俺の存在を知っていないようにみえた。


薄暗い路地裏の中、ひたすら長い道を神威と歩く。


高「・・・おい」

威「ん?なに、高杉の旦那」


そう笑顔で首を傾けながら、こっちを見るソイツ。


高「その気持ち悪い笑みやめろ」


笑顔が気持ち悪いぐらい、笑みを深くしていた。

何故、だなんて分かりきってる。あの女に会ったからだ。


威「いやーそれは無理かな、あんな面白いモノにあったんだから」

高「・・・・・・」

威「あ、結局人間なのかも天人なのかも俺のスパイなのかも、聞いてなかった」


笑いながら困っている顔をしているが、とても楽しそうだ。

「まぁ、また会ってからでいいか」と俺から視線を外して前を向く。


高「・・・随分と愉しそうだな」

威「愉しいに決まってるじゃないか。こんな機会滅多にないよ。ーーーーあ、そうだ






アノ子、強いかな?ーーーー」






また強さの話か。俺は「知らねェ」と一言。


威「ホント、こんなに楽しいのは久しぶりだよ」


コイツの頭の中は強さと楽しさだ。

退屈しなければ、子供のように遊ぶ。そして全て終わったら、笑顔で【殺す】

それだけ。

それが神威という男。


威「オモチャはちゃんと、逃がさないように繋ぎ止めてないとね・・・?」


あの女の事を示してるであろう。

神威は怪しく微笑んだ。

第33話、『土方さん!土方さん!!私死んじゃうかもォォオオ!』→←第31話、『なに言って、っ、そこに男二人がーーー!』


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設定タグ:銀魂 , トリップ , 椿   
作品ジャンル:アニメ
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玲音(プロフ) - 神楽が可愛い!萌える! (2014年1月7日 16時) (レス) id: 00d6562da9 (このIDを非表示/違反報告)
フェルリン(プロフ) - たのシーです!!!!!爆笑 (2013年12月31日 20時) (レス) id: a166a8617d (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 早く続きかけゃー (2013年12月27日 22時) (レス) id: e709e3fdcf (このIDを非表示/違反報告)
kyo 神楽 - 笑い過ぎて腹が…ww続き楽しみにしてまーす(・ω・)ノ (2013年12月27日 22時) (レス) id: 2c098967d9 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - 面白いです(^^)更新頑張ってください!続き気になりますねーo(^-^)oワクワク (2013年12月27日 19時) (レス) id: 729a8328fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2012年10月12日 10時

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