私は神威じゃないって何回言ったらわかるんじゃァァアア！！

第28話、『山崎、なにも言わずパトカーをこっちに寄越せ』 ページ29

『くそォ・・・あの天パとメガネ覚えてろよ・・・』


私は捻った足を少し引きずりながら、路地裏から出た。

空を見ると、もう夕方になっていた。

早いだろと思いつつ、屯所に帰るため歩く。

地味に遠いなと苛ついたので、パトカーで送ってもらうため山崎に電話をかける。


山「もしもし？」

『山崎、なにも言わずパトカーをこっちに寄越せ』

山「え？え？Aちゃんどうしたの？え？」

『えが多すぎ。いいからパトカーをーーーーーー』


電話してる途中にいつか見た男が目の視界に入った。

それはこの前、私とぶつかった相手だ。派手な着物をきていため印象が強く覚えている。

笠を深く被っており、腰の帯には 【刀】


山「ーーー？もしもし？Aちゃん？」

『ーーーーなんでもない、電話切るね』

山「え？ちょっ、ーー ﾌﾞﾁｯ


もう繋がっていない電話をポケットにしまい、歩いている男を追う為に足を踏み出した。

第29話、【　神楽の兄　】→←第27話、そのまま万事屋、いや一階のババァの所まで破壊・・・(銀時side

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