私は神威じゃないって何回言ったらわかるんじゃァァアア！！ (ページ17)

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第16話、『私的にはこう、パーッ！と盛り上がる感じがいいんですが』ページ17

そんなこんなあって銀時との遊園地事件(？)があってから一週間。

先に言っとくがあの後はもちろん上司の土方という人から叱られました。

まァそれは置いといて私が知っている(銀魂)キャラに会う事もないまま、平和に過ごしていた。

特別でかい事件が起こる事もない、嫌なことも苦いこともない。

ただただ、なにも感じないまま過ごす私は暇人。え、いやちゃんと働いてるけどね！

と、思っていたら、

山「Aちゃん！休憩中のとこ悪いんだけど、今大丈夫！？」

『え、ま、まあ何もすることなく独り言を頭の中で呟いてた人だから』

山「じゃあ、すぐにここに来いって副長がーー」

小さな紙に書かれた場所は少し遠めの銀行。

『別にかまわないけど、なにかあったの？銀行強盗？』

山「まぁ、そんな感じかな・・・、少し大ごとになってて」

『へー、ンまァ行ってきます』

ちゃちゃっと準備をして、屯所から出る。

山崎にパトで送ってもらってから20分。

銀行に近づくと、真選組隊士や人がたくさん。土方さんを探してたら、すぐに見つかり近くに寄る。

『やあ副長様』

土「来んのが遅ェよバカ」

『うわ、それが来てやった人のお言葉ですか。土方サイテー、頑張ってきたのに』

土「うるせーーーー「おい！聞いてやがんのかァ真選組ィィ！！」

男の声が響く。

「こっちには人質がいんだぞ！！変な真似しやがったら、人質をぶっ殺してやる！！」

『あー、そういう事ですか』

土「あぁ、人質には女子供もいる。下手なマネはできねェ」

『最近の攘夷浪士はなにしたいのか分かりませんよねェ。で？私を呼んだ理由は銀行の中に入れと？』

土「察しがいいじゃねーか。そうだ、裏口から入って人質を保護しろ。他の隊士にも何人か行かせる」

『そんなコソコソした事私はあまり好きじゃないんですけどねェ…。私的にはこう、パーッ！と盛り上がる感じがいいんですが』

土「いいから、早く行って来い」

『はァ・・・。まあ行ってきまーす』

さァて、行きますか。