検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:15,161 hit

thirty six ページ41






そのまま引き上げられ空気がいきなり入ってきた




『けほっ、けほっ……』




そのままカランさんは泳ぎ


砂浜に着くとお姫様抱っこをして歩き始めた


いつもなら抵抗するがその力も残ってない


私はおとなしく従った





「……すまん」


『……え?』





一体なんのことを言っているのだろう?






「俺はお前を巻き込んで……それにこんな怪我まで…」


『……助けに来てくれただけでも嬉しかったです』


「でも俺は口づけまでしてしまって」


『それは仕方なかったので別にいいです…それに』


「……?」


『結構嫌じゃなかった……です』





うわっ!自分何言っちゃってんの

すごい恥ずかしい!消えたい!今すぐ消えたい!




「A」




あ、そういえば名前で呼ばれたの今日が初めてだ


私はカランさんの横顔を見つめる






「キス…してもいいか?」


『えっ?』


「…えーっと、嫌ならいいんだ」


『……いいですよ』


「ありがとな…」






するとカランさんはこちらを見て








「……好きだ、A」








とキスをした





月明かりに照らされ、2つの影は重なっていた




thirty seven→←thirty five



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 面白いです!おそ松さん好きなので嬉しいです!続きも頑張ってくださいね♪ (2018年7月5日 19時) (レス) id: 429cd77a15 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヨル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reiri/  
作成日時:2017年7月15日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。