検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:136,501 hit

34 ページ34

"ガラガラっ"

お店のドアを開けて顔を覗かせる

「あっ、藤ヶ谷さん!うちの部署の子たち来ました?」

「うーん………まだみたいだけど、中はどう?盛り上がってる?」

「はい…かなり出来上がってる方が数名…」

「はははっ!そっか!楽しそうで何より」

「藤ヶ谷さんって彼女いるんですか?」

「唐突だね!ビックリしたわ!逆にAちゃんは?」

「質問に答えて下さいよー…私はいないですよ!ってこないだも言いませんでしたっけ?」

「はははっ!聞いた聞いた!俺もいないよ?でもずっと……片想いしてる人がいる……」

「えーっ………藤ヶ谷先輩でも片想いとかするんだ…」

「それは、どういう意味かな?」

「いや、告白すれば100%オッケーしてもらえそうなくらいかっこいいのに片想いとかするんだ…って意味です」

「いやいや、俺はね……まぁ……色々あるんだよ……」

「へぇー………でも、片想いって辛くならないですか?」

「うーん………俺は……少し特殊だからね……」

「そうなんだ……実は私も……片想いしてるんです……告白……のような事をしたんですけど断られてしまって……でも、あきらめません………」

目を丸くする藤ヶ谷さんに

「えっ?どうかしました?………カッコよく言ってみたけど、実の所は忘れられないだけですよ?あきらめが悪いんです……」

「いや、そうじゃなくて……Aちゃん、好きな人いたの?」

「えっと……最近出来て……///」

「………………そうだったんだ…その人は……見る目ないなぁ………」

「………ですよね………なんちゃって!私、そんなにモテるタイプでもないですから 魅力がなかったんですかね!はははっ!あっ!うちの部署の子だ!おーいっ!こっちだよー」

手を振ると笑顔で走ってきた女の子たち

黙り込んでしまった藤ヶ谷さんに声をかける

「どうしました?大丈夫ですか?みんなそろったんで中行きましょう!」

「………えっ?……あぁ……うん、そうしようか」

どこか上の空の藤ヶ谷さんと一緒に
居酒屋へと入った

35→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
494人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆり | 作成日時:2019年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。