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《流星》
じゃあ…って言って小道具がいろいろ入ってそうな袋の中から、タコ糸の先に五円玉をぶら下げたものを出してきた
それを小島くんの顔の前で何往復かぶら下げたら
長い指で指をパチンっと鳴らして、小島くんを片手で目隠しした
小島くんはされるがままで無抵抗
すごいシュールでもう既におもろい
佐野「目を開けるとあなたは5歳児です。あなたは5歳に心も体も戻ります。あなた5歳児です…
3、2、………」
ばっ！
小島「けーーーんちゃん！」
流星「出た！健ちゃん！
ってそれ小島くんのキャラやん(笑)」
佐野「ドヤ……」
流星「ドヤ顔やめて(笑)」
小島「健ちゃんな、きょうな、子役のオーディションやねんっ」
流星「健ちゃんもういいから(笑)」
実はオチまでちゃんと考えてた2人のコンビネーション芸
手応えを感じたらしく、やりましたねって2人でハイタッチしてる
流星「やられたやられた！(笑)…なぁAちゃん……ん？Aちゃん？？？」
さっきまで一緒に見てたAちゃんから返事がなくて見てみるといつの間にか寝てた
流星「この状況でなんで寝るん…
おーい、Aちゃ〜ん…」
マイペースすぎんって思いながら、Aちゃんを起こそうと肩らへんを叩いてみる
…あれ？
パサ、パサ…
流星「え？…なんで？……」
佐野「えっAちゃん寝てたんですか！？
って流星くん？どうしたんですか？」
1人でブツブツ言いながら困惑してると昌哉がよってきて僕に聞く
僕が触ってるのは確かにAちゃん
やのに何回触っても肩の感触がなくて、代わりに畳の藁の細さを感じる
寝てると思ったAちゃんは、よく見ると服の中にくるまってる？みたいに手も足も出てない
昌哉と2人で固まって？を浮かべてると
小島「おいお前、俺らの渾身のネタ見てへんとかやめろよ！？」
と小島くんが寝転ぶAちゃんを強引に起き上がらすと
「…あれ？まさやもうおわったん？」
「「「!!!!!????!!!!」」」
佐野「えーーーーー！！！！ちっちゃなってるぅーーーー！！！？」
小島くんに起き上がらされたAちゃんは僕が知ってるAちゃんよりひと回りもふた回りもちっちゃくなってた！！！！
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月3日 1時
