スカートでもバク転させて！２ (ページ28)

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《流星》

まるで5歳児…

！！

流星「もしかして催眠術…？」

佐野「えぇ！あれでかかったんすか！？
てか体まで5歳になってません！？俺天才！！？」

全然現実的じゃないけど、そうとしか思えへんこの事態に新たな可能性を自分に感じる昌哉

2人でなんとか状況を理解しようとしてたら

「2人してなに？もしかして小島5歳なってんの？

ってかあたし浮いてない？ちょ小島降ろしてよ」

Aちゃんを起き上がらせてそのままAちゃんの脇腹を持って抱っこしたまま立ってる小島くん

さっきから空いた口が塞がらず、5歳児のAちゃんをガン見してる

Aちゃん、どうやら中身はそのままみたい

流星「Aちゃん、鏡…」

「？…」

まだ自分の姿に気づいてないAちゃんに
鏡を見るよう指をさすと
首をかしげながら横にある化粧台の鏡を見るAちゃん

「ぅええぇぇぇぇ～！！！？なっ！！なにこれ！！ちっ、ちっこなってる！！？？！！！」

小島くんに抱っこされたまま鏡を見て自分の顔をぺたぺた触って奇声を発する

佐野「なんか、僕の催眠術ガチでかかっちゃったみたいで(笑)」

「いや、てへじゃないから！！なにえげつないこといってんの！！？

…ちょ、ええかげんおろせこじま！！！！！！」

佐野「どうしたんすか小島くん…」

小島「…や、あのなんか、やらかい…ねんけど」

佐野「ニヤニヤしながら何言ってんすか！はよ降ろしてあげてください！」

小島「お、おお

…わ、ええ匂いする…」

「おわっ」ぐいっ

危険を感じたので小島くんが降ろす前にAちゃんを小島くんから勢いよく引っ張る
軽すぎて僕の腕の中にすっぽり入った

5歳ってこんなにちっちゃいんや

「ほんまどーなってんのまさやのさいみんじゅつ！なんであたしがかかんの！？
ごえんだまみてたとこからきおくないし…のーべるしょうやでこんなん！のーべるしょう！！」

僕の腕の中でめっちゃ必死に喋ってるAちゃん

めちゃくちゃに可愛い。

何言うてんのさっきからもう～
ノーベル賞の意味間違ってるしほんま～

「わらってるばあいちゃうねんでりゅーせー！！」

そんなこと考えてたら、舌っ足らずな感じで一生懸命喋るAちゃんにぺしぺし胸を叩かれる

佐野「明日なったら戻ってたりしませんかね？」

小島「ページ変わったら戻ってるみたいな！」

いや漫画じゃないんやから(^_^；