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そうこうしているうちに、チーンという音とともに一階にエレベーターがやってきた。

私は先に乗り込み、3階のボタンを押した後、ドアが閉まらないようにすぐにボタンを押し、風斗を迎え入れる体制をとった。

私がそうすることを分かっていたのか、風斗は慌てることなくスッと乗り込んできた。

「私は自室に行くけど、風斗は?」

「僕も部屋に行くつもりだけど」

「じゃあ、同じ3階だね」

風斗の行き場所を確認し、私はようやくボタンから指を離し、エレベーターのドアを閉めた。

「風斗はこの後、仕事なの?」

「ううん。今日は休み」

「じゃあお昼ごはん食べるってこと?」

「そうだけど」

「おっけ。じゃあ風斗の分も作るね」

3階に着くまでの間、風斗に1番聞きたかったことを聞く。何人分ご飯を用意しなきゃいけないのか、ちゃんと把握しておかないと、足りないなんてことになったら困るからね。

(特に、風斗の場合は不機嫌になるのが容易に想像できるし……)

まあ、お腹が空いてるのに自分の分のご飯がなかったら、いやだし普通か、と考えていると、風斗が質問してきた。

「姉さんって、料理できるの?」

「うん。普通に人が食べられるくらいには」

「は?人が食べられるものを作ることを料理って言うんでしょ?」

「まあ、そうだね」

謙遜したつもりだったのだけど(実際、めちゃくちゃ得意というわけではない)、風斗に正論返されてちょっと面白くなってしまう。

そうこうしているうちに、チーンと音が鳴って3階に着き、ドアが開いた。

私は先ほどのように、ドアを開かせるボタンを押し、風斗が先に出られるようにしていた。

……のだが、「何してんの」という言葉と共に、私の左腕が引っ張られ、そのまま風斗と一緒に3階に降り立った。

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ぷよぷよぷよん♪(プロフ) - 澪桜さん» コメントありがとうございます!最近ゲームに夢中になっておりまして…汗。数話分書き溜めてから更新しておりますので、書き溜めができないと遅くなってしまって…書き溜めと更新、頑張ります。応援ありがとうございます。 (2022年2月21日 14時) (レス) id: 5cb00a9bd1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよぷよぷよん♪(プロフ) - ほしにゃあさん» コメントありがとうございます!ブラコン、やっぱりいいですよね!お心遣い感謝いたします!更新も頑張ります! (2022年2月21日 14時) (レス) id: 5cb00a9bd1 (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - かなり更新していないと見受けましたが続きが気になります!!更新、楽しみに待ってます((o(。>ω<。)o)) (2022年2月21日 12時) (レス) @page20 id: 8aa45553d4 (このIDを非表示/違反報告)
ほしにゃあ(プロフ) - 久しぶりに占ツク開いたらブラコンの作品があって嬉しいです! まだまだ寒い日が続きますので、お体に気をつけてください。更新楽しみにしてます! (2022年2月18日 18時) (レス) @page20 id: d132f4653f (このIDを非表示/違反報告)
ぷよぷよぷよん♪(プロフ) - 美姫さん» いつもご愛読、並びにコメントありがとうございます。最近忙しくてあまり更新できずすみません!応援を励みに頑張ります!ありがとうございます! (2021年12月3日 22時) (レス) id: 9b5091abe9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷよぷよぷよん♪ | 作成日時:2021年8月25日 23時

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