【イナズマイレブン】舞い堕ちた少女と流星ボーイ (ページ32)

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舞い上がって29 ページ32

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福寿side

薄暗く人気のまいところにいる私は後ろから誰かに手を握られた。

握られた。

握られた。

ここ超重要！

なぜって？

それは、私が振り払おうとしても強い力で手を握られているため振り払うことができなかった。

福『.....えぇっと、どちら様..です？』

冷静に対処。

これ大事。

まぁ。返事なんて返ってくる訳＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿、

？「忘れちゃったのかよ、Aﾁｬﾝ♪」

うぅ"いきなり寒気がしてきたぞ？！

何しろこの声は何ヶ月前に聞いたことのある声だ。

もちろん声の主は分かった。

福『いや、忘れていないよ。

不動君。
で、あってるよね？』

不「おー。当たり。」

ﾊﾟｯと手を放された。

逃げようかと思ったけど不動君には聞きたいことがある。

私は彼に正面を向いて話す。

福『ねぇ。
君達がこの学校をｳﾛｳﾛしてる理由って私を副監督にさせるため....であってる？』

そう言うと、

不「そうみてーだな。中学生が出来るわけねぇーって思ってたけどお前ならできんじゃね？」

不動君褒めることできたんだ..。

でも、

福『.....やらないけどね。』

不「別に良いんじゃね？」

へぇー、意外。

私を説得しないとサッカーできなくなるんじゃなかったっけ？

不「お前が副監督やらねぇならお前と影山のこと俺の知ってる範囲で言っちまうぜ？
鬼道ｸﾝあたりに。」

今更何を言い出すんだ。

福『....さっき鬼道君に会ったとき「お前と影山零治とはどんな関係だ！」って言われたばっかりなんだけど....。』

大方不動君が鬼道君に言ったと思うけど。

不「何だよ。もう知ってんのかよ。

それ言ったの俺。」

うん、知ってた。

あと、

もう一つ気になるのが＿＿＿＿

福『不動君は“真帝国”に居たんじゃないの？』