ドリンクの中身は… ページ40
祐樹「正解はハチミツレモン
水って言うには甘いし、味がついてるで」
玲愛「なっ！！！？何でよ！！？
アンタ給湯室で『水が一番』って言ったじゃない！！」
祐樹「あぁ〜…アレか？
あれは、ハチミツレモン作るなら、水が一番って事や
紅茶もまぁまぁえぇけど…水が一番味引き立つし？
まぁ、僕の好みの問題でもあるんやけど」
玲愛「そ…そんなっ」
凛月「つまり〜…アンタが作った物じゃないって事だよねぇ〜？」
嵐「散々、水って言ってたわよねぇ〜」
泉「まぁ、アンタが作るくらいなら、普通に水飲んでる方が良いけどねぇ？」
司「自分が作ってないのに、よく自分が作ったなんて言えますね」
レオ「やっぱり、祐樹のハチミツレモンは美味い！わはははは！！」
玲愛「酷い…祐樹ちゃん、中身を入れ替えるなんてっ！！」
まるで自分が被害者だとでも言うように走り去る玲愛
勿論誰も追わない
誰もその言葉を本当だと思わない
事実、その言葉は嘘だから
祐樹「中身入れ替えて、誰が得すんねん」
凛月「とりあえず、俺達かなぁ？
祐樹の作ったドリンクが飲めるわけだから〜…ふぁ〜」
嵐「あら、それじゃあ、私達が入れ替えれば良かったのかしらぁ？」
司「ひとまず、中身入れ替えてお姉さまは得をしませんね」
祐樹「キミたちの信用をより強固な物にする？」
泉「これ以上強固にしてどうするわけぇ？
アンタがそんな事しても、劇的に変わりはしないでしょ」
レオ「確かにな！
玲愛は、信用回復でも狙っていたんだろうな！」
レオの言葉に皆頷く
コレが成功したら、得をするのは間違いなく玲愛だった
しかし、相変わらず詰めが甘いので
今回はKnights得(？)で終わったのだった
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作者名：木原祐樹 | 作成日時：2016年8月16日 22時
