逃 走 中 ≪ ＪＵＭＰ ≫

逃走09. ヤバい ページ9

ハンター放出まで残り3分。



暗号を入力したが、

5人で同時にレバーを下ろさなければハンターが放出されてしまう。



しかし今レバーの前にいるのは山田と知念の2人だけだ。



山「ヤバい！残り2分！」



そして駐車場の前に姿を現したのは。



知「あ！裕翔くん、来たぁ！」


大分走ったのか疲れてヘトヘトになっている中島が到着。



中「ごめんごめん。遅れた」


山「ていうか、なんで腰に風船つけてんの(笑)」


中「いや、なんかうさぎにもらった」←



知「ヤバいよ！ミッション終了まで残り30秒！」


山・中「えぇ！？」



ハンター放出まで残り30秒。



焦り始める3人。





するとそこに姿を現したのは。




薮「ごめんごめん！遅くなっちゃった！」


高「ごめーん！レバー早く下ろそう！」


汗だくの2人だった。



5人は言葉を交わす間もなく、

レバーの前に立った。



ハンター放出まで残り10..9。




山「せーのっ！」


5人同時にレバーを下ろす。



すると、ROCKと表示された。




ミッション成功。





山・知・中・薮・高「やったー！」


嬉しさからかハイタッチを交わす5人。





ﾋﾟﾙﾙﾙｯ。





そしてメンバーの元に響く着信音。





有「山田、知念、高木、薮、中島の活躍により、

無事にミッション成功…！」



岡「ハンターは放出されずに済んだ。」



伊「ハンターは2体のままだ。」



何とかギリギリミッションに成功できたようだ。





八「いやー、俺のおかげですねぇ。」




……


そして駐車場から散る逃走者たち。




山「いやー、良かった良かった。」


ショッピングモール内に入りながらそう放つ山田。




高「良かったー！成功できて！」


そう言って駐車場の真ん中で立ち尽くす高木。




するとそこに…ハンター。






高「うわっ！ヤバいっ！」








ハンターに見つかってしまった高木。









逃げ切れるか！？

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