木の葉の光と闇 (ページ15)

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大「なにっ！」

『火影様』

火「助かったぞ。大蛇丸、私は殺せなかった。しかし...この過ち今直そう」

！？まさか....火影様！

火「影分身の術」

残り少ないチャクラを影分身に....屍鬼封尽を使う気だ...お父さんと一緒...つまりは、火影様の死を意味する。

____火影様が屍鬼封尽で初代、2代目様を封印した。あとは大蛇丸だけ...

火「A！あとは頼んだぞ」

火影様...

『承知。この命にかけても木の葉を守り抜きます』

そう私が言うと火影様は笑った。
そして...

火「これで終わりじゃ」

大「さるとびぃぃぃぃ！！！」

木葉崩しは....終わった。

『火影様...』

死んでしまった火影様....ナルトを...私をずっと守ってくれてたはず..なのにっ...

_____

3代目火影の葬儀は直ぐに執り行われた。
この事件により、3代目火影猿飛ヒルゼン、月光ハヤテ....たくさんの忍びがこの世を去った。

『火影様...』

木「うっ...じじぃ...ｸﾞｽｯ」

火影様の孫、木ノ葉丸。ごめん...私が守れなかったせいで...

ﾅﾙﾄ「じぃちゃん...」

ナルト...

私は最後まで火影様のお墓にいた。

『火影様....』

あの時、火影様は「あとは頼んだ」と...そう言われた。だから、木ノ葉は私が守っていかないと...

ｶｶｼ「A」

『カカシさん...』

ｶｶｼ「今日は普通の恰好なんだね」

『お葬式でしたから。夕顔はどうでしたか？？』

ｶｶｼ「立ち直りには時間がかかりそうだ」

そっか...

ｶｶｼ「Aは大丈夫か？」

え...？わたし？？

ｶｶｼ「3代目様が亡くなったと同時に君に生気が感じられない」

そっか...

『火影様、私に言ってくれたんです。

「木の葉を頼む」って...馬鹿だなぁって私は誰一人守れてない。お父さんとお母さんが死んだあの日、ナルトを守ると誓った。でも...結局は離れてしまってあの子を影から守ることしか出来ない。そしてまた大切な人を失って...わたしはっ....わたしは((ｷﾞｭｯ
か...かしさん？』

ｶｶｼ「無理しなくていい」

え...

ｶｶｼ「泣きたい時には泣けばいい。辛ければ辛いといえばいい。Aが話したければ話せばいい、ナルトだって分かってくれる。それに俺がついてる。だから、大丈夫だ」

カカシさん...

『ぅ...うわぁぁぁぁ』

私はカカシさんの胸で泣き続けた。