木の葉の光と闇 (ページ11)

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『ずっと不思議だったんです。母が私を出産する時も九尾は暴れようとした。それをなぜ私に封印をしなかったのか、それがずっと不思議だったんです。でも、それが最後の最後でわかった。

___

お母さんとお父さんが死ぬ寸前。

ﾐﾅﾄ「A、お前の中に九尾を封印しなかったのはお前は俺たちの可愛い娘だからだ」

娘...

ｸｼﾅ「私達は女の子が生まれると知った時、あなたには封印させないと決めたの」

『なんで！』

ｸｼﾅ「娘に...可愛い娘に私と同じ道を進ませたくないからに決まってるってばね」

お母さん...

ﾐﾅﾄ「Aには人並みの幸せを味わって欲しい。九尾のせいで辛い思いをして欲しくない...そう思ったからなんだ」

____

『そう教えてくれました。そして、

ｸｼﾅ「ナルトを...あなたの弟をよろしくね」

ﾐﾅﾄ「A、ずっと大好きだ。」

そう言って命を絶やしました。だから、私は決めたんです。あの子を...母の苗字を持ったうずまきの子を...私の大切な弟を守ると』

ｶｶｼ「それで君は命をたってもいい。そう思ってるの？」

『えぇ、あの子のためならこの命なんてかる((ｶｶｼ「軽いものなんて言わせないよ」

その時のカカシさんの顔は本気で、どこか悲しそうな顔をしていた。

ｶｶｼ「命が軽いなんて言うな」

カカシさんの言うその言葉は、父を親友を仲間を恩師を無くした何重にも重なったとてもとても重い思いなんだ。