【カゲプロ】姉、帰館【クロハ】 (ページ5)

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3章　　俺だけの姉さんページ5

『!?』

「･･･あぁ、この事は主に言うんじゃねぇぞ?俺と姉さんだけの秘密・・・な?(ﾆﾔ」

クロハはそう言って、私の手を離したかと思うと、今度は自分から距離をつめて私を抱きしめた

弟の口が悪いことに驚いたが、嫌われてるわけじゃなかったから少し安心･･･

「姉さんの匂い、懐かしい･･･あの頃と変わらねぇな」

『お前はずいぶん変わったなー;』

「かわんねぇよ」

いやいやいや、昔はもっと可愛げがあったから!;

ってか、さっきからクロハの髪の毛が当たってくすぐったい

クロハは私の首元に顔を埋めて、噛み付いたり、舐めたりとやりたい放題だ

少し変な気分だけど、声を出すほどのものじゃないから、まぁ大丈夫

『ﾋﾞｸｯっ･･･おいおい弟よ、お姉ちゃん襲って楽しいか･･･っ』

「ん･･･楽しい」

『こういうことは、ちゃんと好きな子にやってやれって･･･』

「今やってる」

『恋愛てきな意味でだよ!;』

「･･･あのなぁ」

クロハはあきれたように顔をあげると、私の後頭部に手をそえて、そのまま私にキスをした

突然のことで驚き、すぐさま逃げようと身を引くが、後頭部は押さえつけられていて、空いた手で腰に手を回されているため、逃げることはできなかった

長いキスが終わると、私は酸素を求めて大きく息を吸った

あのまま殺されるのかと･･･

「自分の姉に、こんなことすると思うか?」

『は・・・?』

「一人の女として姉さんが好きだから、こういうことしてんだろ」

『え、ちょ、はい!?待って待って!私お姉ちゃん!!クロハのお姉ちゃんだよ!?／／／』

「だから?」

『い、いや、だからって････』

問題ありすぎでしょ

いやいや何かの勘違いだって、家族愛を恋愛と勘違いしてるだけだって

･･･いや、でも家族愛でこんなことするか?

待って、わけわかんなくなってきた

私は思わず頭を抱え込み、今までの状況を整理する

だけど、クロハが突然私を強く抱きしめてきて、思考がストップする

「姉さんが、Aがいなくなって死にそうだった」

『あーうん、辛かったか、そうかそうか･･･』

「俺はAが好きだ、主なんかとばっか喋らねぇで、俺とだけ話してほしかった、俺だけを見てほしかった、俺の名だけを呼んでほしかった」

クロハはそう言いながら、私の服の中へと手を忍ばせてくる

とっさに服の上からつかんで阻止するが、それでもクロハは止まらない

『ちょ･････っ!(ﾋﾞｸｯ』