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齟齬 ページ5

午後は半休だ。
部隊の中でも大体仕事が一緒のペアは決まっていて、休みもそのペアごとに交代でやってくる。
因みに休日のときは万屋への外出が許されている。
一般人に紛れる訓練も兼ねているのだ。
ステルスもあんまり頻繁に使いすぎると霊力を消費するからなるべく使わないことが推奨されている。

「A、これ着て!」
「いいけど、こんな綺麗な服、萌衣が着れば?」
「私には似合わないから。でもAには絶対にあう!」
「私と萌衣は同じ型番なんだから、形は一緒だよ?」
「もう、そういうことじゃないの。雰囲気って言うの?そういう感じが服とあってる。」
「…へぇ。分かった、萌衣がそういうなら。ありがとう。」
「A、美人だから楽しみ。」
「そう。」
たまに、萌衣が言ってることが理解できないときがある。私達には使われるべきではない言葉が私を描写するときに使われていることがあるのだ。
雰囲気、という言葉は心を持つ生物が心を持つ生物に対して使うものだ。心を持たない私達が使う言葉ではない。





意味は理解できるのに意図が理解できないのは変な感じがする。

半休→←〃



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設定タグ:刀剣乱舞 , 薬研藤四郎 , 時の政府   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:きつね | 作成日時:2019年5月12日 16時

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