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「なんだか、とんでもない顔合わせになっちゃったね…」
その後、すぐに解散となった一年生諸君。
皆と別れ寮へと帰って来た創真と恵は、Aをベッドに寝かせて一息ついていた。
『……ん、あれ？』
するとまもなくして、目を覚ましたAは辺りをキョロキョロと見回すと、不思議そうに声を上げた。
『…紅葉狩りは？』
「……終わったよ」
『…へ？だってもも先輩のケーキ食べて……あれ…？』
「…Aちゃん、あのね…」
そんな首を傾けるAに、恵は紅葉狩りでの出来事を一部始終説明していった。
すると恵の説明と共に、Aの表情はみるみるうちに青ざめてゆく。
『穴があったら入りたい…』
そして布団にくるまって盛大に落ち込んでしまったAを、恵はすかさずフォローしてゆく。
「で、でも、仕方ないよっ！まさかお酒が入ってるなんて思わないもん！ね？創真くん！？」
「…んー、まーな？」
「それに、もうすぐ学園祭だから、みんな忙しくなってすぐに忘れちゃうよ！」
『うぅ、ありがとう恵〜…ッ』
こうして必死に慰めてくれた恵に、Aは勢い良く抱き付いた。
そんな二人を横目に見ながら、創真は密かにあるワードに食い付いていた。
「……学園祭、か。」
そして翌日。
授業が終わった創真は、真っ先にAのもとへとやってきた。
「なぁA！昨日聞きそびれたんだけどよ、十傑も店出したりすんのか？」
『…店？あ、もしかして学園祭？
うん、みんなもう準備を始めてるんじゃないかな？』
「…よーしいいぞ、久我先輩も出店するってのが確定だな！」
『…え、創真まさか！？』
「おうっ！俺も参戦するわ！んで、久我先輩に勝負を申し込む！」
『ふふ、成る程ね。創真も出店して同じ土俵に立つわけだね！』
「おう！つーことで、さっそく対策したいんだけど、久我先輩の料理ジャンルって何だか知らねーか？」
『久我先輩は中国料理を得意としてる料理人だよ。
でも、対策よりもまずはスタッフを集めた方がいいんじゃない？』
「へ？スタッフ？俺ひとりで何とかなるだろ模擬店くらい！」
『……えーっとね、』
それを聞いたAは、衝撃過ぎて言葉に詰まってしまった。そして考えた末に、実際に見せた方が分かりやすいだろうと思い、創真に提案を持ち掛けた。
『…放課後、見に行こっか？』
「どこに？」
『中華料理研究会、久我先輩の根城だよ！』
こうして放課後、二人は中華研へと赴くのだった。
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篠。(プロフ) - ゆかりさん» タクミくんもカッコいいですよね〜(*´ー｀*)後に活躍してもらいますね！！笑 (2019年9月17日 15時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 篠。さん» タクミくんとの絡みもきになるところです！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» これからオリジナル要素が濃くなるので、原作と流れは同じですが、表現の方法や原作に描かれていない場面の設定などによって、見え方が変わってくると思います！楽しんでいただけると嬉しいです(*´・∀・｀*) (2019年9月14日 19時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 原作と少し違うのが良いです！ (2019年9月13日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» ふふ、気合い入れて頑張りまーす(*￣ー￣) (2019年9月8日 22時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2019年6月15日 23時
