ビキニが流される ページ2
*
「おいシンデレラ。背負い投げさせろ。」
「あの、私女子ってこと忘れてない？」
肩車の状態でそう言い出した賢二郎は、
人があまりいない場所に移動した。
それを見たAは、
「ねぇほんとにするの！？いやあああ」
と、叫び賢二郎の頭を叩き始めた。
「彼女に背負い投げとかありえないからァァァァァ！」
「水だからいいじゃねぇか。」
ザポン……
という音とともにいなくなるA。
叫び声が聞こえなくなり、賢二郎は
にやけとAにイタズラをしたという
満足感を得る。
「ぷはぁっ！」
「気持ちよかっただろ？」
「……」
賢二郎は違和感を覚えた。
なぜなら、いつもは賢二郎に抵抗し、
やり返して来るはずなのに
今日はいやに大人しく、困った顔をしている。
やりすぎたか…？
賢二郎は咄嗟に謝ろうとする。
……すると、賢二郎は気づいてしまった。
Aのビキニがはずれてしまっていることを。Tシャツの下だからといい、透けてしまう。
「…ぅ、け、賢二郎…。最っ低。」
「ご、ごめ……」
「は…恥ずかしぃよ…どうしよう」
「う、……あーー！！今は我慢しろよ！」
ギュッとAに抱きつく。
それは、透けているのを見えなくするため。
初めてAにハグした賢二郎、ハグされたAはお互い顔が赤くなる。
「賢二郎のせいだからね…っ」
「…はァ、後でアイス奢ってあげるから。」
「え、まじ？また背負い投げしてよ。」
「お前離れるぞ。」
流れるプールのため、そのビキニは
とうに流され、どうしようもない。
ひとまずAが持参していた浮き輪に
賢二郎がAを入れて、それでちょうど
隠れるようにして、賢二郎が浮き輪の紐を引っ張ってビキニを探す。
「てか、お前のビキニどんな柄だよ。」
「しらす。」
「どんな柄だよ。」
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たぴこ - 貧乳バンザイ！！！ (3月8日 15時) (
レス) @page4 id: 39663efad6 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - 貧乳バンザーイ！貧乳でも可愛い子は可愛いんだよ！ (2019年12月27日 6時) (レス) id: f0059e6ce4 (このIDを非表示/違反報告)
ケロちゃん - 貧乳バンザーイ！巨乳などと言う下品な下等階級の胸は要らぬ！貧乳はステータス！貧乳こそがステータス！貧乳バンザーイ！ (2018年12月24日 13時) (レス) id: 7ea418d16c (このIDを非表示/違反報告)
あおいくるみ(プロフ) - 貧乳バンザイー！しらぶが可愛くてすきです~更新楽しみにしてますね (2018年11月28日 0時) (レス) id: 70a6216a3f (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 貧乳バンザイ。貧乳コンプは良い。好感がもてる。 (2018年11月18日 21時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほっぺ
| 作成日時：2018年9月16日 21時
