[ハイキュー]君に溺れる夏 (ページ44)

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プール掃除と言う一大イベントを終え、
私たちは普通に授業をしていた。

相変わらず黒尾くんの後ろからの攻撃は
減らないけど....

「瀬波サーン」

後ろから髪の毛をくるくる巻き取られる
私は黒尾くんの方を向き、首をかしげた

「黒尾くん、どうしたの?」

「俺らのマネちゃんなってよー」

「え、」

いや、あの...
私もう３年何だけど?

今さら過ぎない!?
もっとはやく誘ってほしいよ。

そういう問題じゃないけど。

「いいじゃん?」

「私...そういうの出来ないよ....」

「は、可愛い」

「意味分からない」

「俺らもうすぐで合宿なんだよねよ」

「へぇ、頑張らなきゃだね...」

「うん、瀬波さんも来てね」

「どこに、?」

「合宿ついてきて」

「え、何で」

「瀬波さんに手伝って欲しいからデース」

勝手に話を進めている黒尾くん

一人で頷き、眉を寄せている。

私マネージャーなんてやったことないし、
そもそも私がいることで邪魔になったりするんじゃないの!?

私は一人でひやひやしながら、黒尾くんを見ていた

「コラー、黒尾ー、瀬波ー、お前ら何回注意されるんだ?仲良しか」

先生の声が教室に響いた。