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車を降りる錦戸くん
その後について行く私
目の前には家
あぁ 、やっぱり私は章大さんに呼ばれたのだ
そう確信してしまった 。
だけど 、錦戸くんが進める足は表玄関 ..
ではなく 、裏玄関
執事やメイド 、使いにとってはそこを
使うのは当たり前だが 、
錦「 こっち 、裏から入って 。」
私が裏から入るのは全くもって初めてで
そして 、なにより焦ってるような
錦戸くんの顔が気になる
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裏から入れば 、さすがと言っていいほど
綺麗な廊下
すると 、またも奥に誘導される
でも 、そこは私のよく知っている場所を
通る道 .. いや 、そこしか通らない所
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薄暗く 、でも少し明るい廊下
錦「 着いたで 。」
案の定 、着いたのはそこだった 。
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コンコン
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『 はーい!』
ドアを叩けば返ってくる明るい声
その声で分かるのは元気さ
ゴクリ 、と唾を飲みゆっくりドアを開ける
見えたのは
母「 いらっしゃい 。」
笑顔を浮かべるお母様の姿
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私は何故この時お母様に会ってしまったのだろうか
いや 、もしかしたら
″ 会うべき ″ だったのかもしれない
.
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きゃちたちゃん - 更新がんばってください 、!ロ (2015年9月7日 19時) (レス) id: 5d2ed0b98e (このIDを非表示/違反報告)
凛々奈(プロフ) - 更新ファイトです! (2015年9月6日 21時) (レス) id: a549e55425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プシュケ / しゅうあ 。 | 作成日時:2015年8月31日 21時