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4 団員 ページ4

?「まず、メカクシ団について説明したいと思いま〜s」

?「もう新人来てたのか!?なんで誰も伝えなかったんだ!」

少年が説明を始めようとしたところで、リビングに大人っぽい雰囲気が特徴的な少女がやってきた。

?「あ!団長さん!」

?「ちょ、タイミング悪いな〜、今説明しようとしてたのにな」

?「はぁ?あ、あぁ…そうか、すまん」

?「あ、そうだ!メカクシ団の説明の前に団員を紹介しちゃおうか!

僕はカノ。今部屋に入ってきたこわーい人は、団長のキd…っごふっ!!」

名前を言い終わる前に、物凄い勢いで団長と呼ばれた少女がカノと名乗った少年の腹に蹴りをいれた。

キド「誰が怖い人だっ!!

はぁ…まあいい、後は俺が紹介する」

女の子なのに一人称が俺なんだ。
見た目もすごく男っぽい
折角顔は美人さんなのに、何だかもったいないな

キド「そこにいるオレンジ髪のやつはキサラギだ。」

キサラギ「はいっ!如月モモです!!」

キサラギと呼ばれた少女は、何故か出席を確認しているかのように、手を挙げながらフルネームで自分の名を名乗った。

ん?…如月モモ?
どこかで聞いたことがあった気がする。

気のせい、かな

キド「ヒビヤからはもう名前聞いたか?」

「あっ、はい」

キド「そうか。今ここにいるのは俺らだけか?」

カノ「ん?そこでコノハくん寝てるよ?」

カノさんの目線の先には、背の高い、異常に色白な青年が床で寝転がっていた。

キド「こんなところで寝てんのか

こいつはコノハ。」

?「たっだいまです〜!!スーパー電脳プリティガールエネちゃんと、しょぼいご主人が帰宅しましたよ!!」

?「しょぼいってなんだよ!?」

団長さんがコノハと言う青年の紹介をした直後に、誰かが帰ってきた。

エネ「そのまんまの意味です!!…あっ!あなたが新人さんですかぁ!?」

「…!?」

エネという少女は、普通の少女ではなかった。

スマホの画面の中で動き、喋っている。
なんだこのあり得ない生物は。

エネ「あっ、私はただの電脳少女でして、決して怪しい者じゃないんで安心してくださいっ!!」

「は、はい」

キド「はぁ…なんかややこしくなってきたな…とりあえず、今いないやつは…マリーとセトか」

モモ「マリーちゃんならさっき部屋にいましたよ!…はっ!でもマリーちゃん…大丈夫かな…?」

キド「そうだった…。キサラギ、連れてこれるか?」

モモ「…頑張ってみます!」

モモさんは、マリーという人の部屋に向かっていった。

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作者名:咲亜 | 作成日時:2015年11月26日 0時

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