20-1:冷えた頭に医務室 ページ21
薬草学の授業の開始ぎりぎりに到着したジニーは、何とも言えない表情だった。
先ほどのドラコとのやり取りのせいだ。
�狹椶辰討襪鵑犬磴覆�て、拗ねてるんだ��
�爐蓮���
�猖佑�助けることも、探しに行くこともせずに、他の女の子と仲良くしてたから��
�牴晋世辰討襪痢���
ジニーがしかめっつらをしても、ドラコは酷く楽しげだった。
�犲仕覆靴討襪鵑世蹐Δ佑Л�
あの時の自惚れた顔は殴ってやりたかった。
だが新学期早々問題を起こすのも癪だったので「だから勘違い野郎って言われるのよ」と釘をさすにとどめて、授業へ向かった。
(それにしても…)
昨年から引き続き、よくもまあ喧嘩してはいつのまにか仲直りを繰り返すものだーーー
ジニーが知っているだけで多分二回は大きな喧嘩をしていた気がするし、知らないところで些細な喧嘩をしているに違いない。
そして知らぬ間に元に戻っている。
昨年大活躍したマンドレイクの植え替え作業をしながら、目の前で必要以上に埋め立てている真緒をじっと見つめる。
先ほどの怒りをマンドレイクで発散している様は、植え替えというよりは生き埋めにしか見えなかった。
＊
午後の魔法薬学は、昨年と変わらずねちっこい授業だった。
だがしかし、大鍋と向き合って薬を作っていると、段々と真緒の頭も冷えてきた。
ドラコは真緒に汽車でのことを話しかけていた。
情けない姿を見られた口止めか、ぶつかったことを謝ろうとしたかーーー
あの暗闇の中、ぶつかっても真緒だと分からないだろうし、吸魂鬼も迫っていた。
しかも双子のコンパートメントを出たドラコは真緒の名前を呼んでいたーーー
(よく考えたら、ドラコは何もしてない…？)
それとも自分は、見つかるまでドラコに探して欲しかったのだろうかーーー
(それは、幾ら何でもわがままだ…)
ドラコが真緒をわがままだと言ったが、言い返せないことになる。
「真緒っ！何やってるの？！」
「え？」
ジニーの声でハッとした真緒は、自分が入れるべきでない材料を鍋に突っ込んだことに気付いた。
ジュウッと嫌な音を立てて、鍋の中身が飛び散った。
咄嗟に顔を手で覆った為、最悪の事態は免れた。
だが手首が爛れたのか、熱いとも痛いともとれる被害を被った。
「馬鹿者！」
スネイプ先生は凄い勢いでやって来て、杖を一振りすると真緒の薬の中身は消え去った。
「考え事をしながら調合とは随分と自信があったらしい」
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エマ - ドラコが好きすぎます、、、これからも応援してます！ (2022年3月23日 17時) (
レス) id: 993b960046 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - りの様)コメントありがとうございます！意地悪なところや不器用なところがありつつもカッコいいドラコを目指したいので嬉しいお言葉です。応援ありがとうございます、励みになります！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃマルフォイカッコいいです！応援してます (2020年2月2日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年1月16日 23時
