生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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幼児期健忘……


は？そんなんアリ？


レイ君チート過ぎやしませんか？


お？おっ？？こちとら前世の記憶あんだぞ


見た目は子供頭脳は大人その名も真選組の策略家 胡友Aだぞ？


心の中で一人謎の張り合いをしながらレイの話を聞く


でもなるほどね


単に昔から鋭い所があったから気付いちゃった〜とかではなく本当に最初から知ってたという訳か


でもどうしよう


いくら何でも前世の記憶がありますとか転生したとか言えない


前にはぐらかした通り知的好奇心と以外答えようがない(そもそもあながち間違ってはいない)



『大体は理解した


ていうか胎児から記憶があるってマジで何なん？？』


レ「んなの俺が聞きてぇよ」


『どうりで昔から鋭い子だと思ったよ


うんうん』


レ「で？そう言うお前は？


はぐらかそうとしたって無駄だからな」


『……君のような勘の良いガキは嫌いだよ』


レ「お前だってガキだろ」


エ「お願い！教えてA！」


『チテキコーキシン』


「「「雑っ！！」」」



やはり本当の事を言うのは抵抗があります


こういう時に神楽のような馬鹿正直さがあればどれだけ気が楽な事か


神楽だけに楽だよ楽楽


……ごめんしゃい←



ノ「本当にそれだけ？」


レ「まだ何か隠してるだろ」


エ「A絶対嘘吐いてる！


だって目泳いでるもん！」


『別に？？何も隠してないし？？？


ほらアレだよアレ、探検してたらママの部屋入っちゃったんだよ


壁破った事あるし』


「「「壁破る！！？」」」


『っという夢を見たのサーHAHAHA』



三人から最早取り調べに近い質問をされて冷や汗ダックダクに垂らしながら適当に言い訳してると思わず経験談が出てしまった


壁破ったというのは総悟と喧嘩した際に土方さんの部屋を誤ってバズーカで撃ってしまった時の出来事だ


足の感覚とお別れするまで正座させられてガミガミ怒られたやつ


どうでも良いけどこの三人やたらと私について聞いてくるじゃん



『えっと…ちなみに何でそんなに知りたいの？』


エ「何だか私達Aの事知ってるようで知らないなと思って」


ノ「Aは昔から僕達の面倒よく見てくれてたし相談にも乗ってくれたでしょ？」


レ「けど逆に俺らがお前に対してそういうのした事ねぇし何ならお前自分について語った事ないだろ


はっきり言って小さい頃はママに似てると思った」



色々隠そうとしてたら無意識に心に壁でも出来てたのだろうか

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