生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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しばらく経つと疲れたのかレミはいつの間にか俺の膝の上で眠っていた


まさかあの破天荒娘が立派な人妻になってるとはねィ……



土「総悟、大丈夫か」


沖「何でさァいきなり」


土「いや、何ってお前……」


沖「にしても俺も思ってた以上に諦めが悪いみたいでさァ」


土「？」



口角を上げて土方さんに顔を向ける


多分今の自分はまぁまぁ悪どい顔してるはずだ



沖「レミの事は素直に可愛がれるが、どうも気に食わねぇんでさァ


そういう未来になってやがるのが」



俺の顔を見た土方さんは目を丸くした後盛大に溜め息を吐いた


眉間に皺まで寄せて本気で呆れている



土「Aの奴、とんでもねぇ野郎を惚れさせやがったな……とても手に負えねぇ」


沖「レミを帰すのに接触出来た時にでも寝取ってやりやしょうかねェ」


土「堂々と宣言するなそんな事


つか警察の言う事じゃねぇだろそれ」



ある意味楽しみが増えて面白くなってきたじゃねぇの


そうほくそ笑んでるとスパァンと襖が開く


振り返るとダバダバと滝のような涙を流した近藤さんとチャイナ、涙目で立っているメガネがいた



神「おいマヨラー、クソサド！


何でずっと黙ってたアルか！！あんまりすぎるネ！！」


沖「きったねぇ顔」


神「ぶち殺すぞヘタレサディスト！！


ぐず……っでも結婚してるって事はきっとAも未来では幸せになってるアル


誰が旦那かは知らねぇけどグッジョブアル！！」


土「その事だが、どうもレイって奴が旦那みてぇだ」


新「レイって……ひょっとしてあの時胡友さんと一緒に来たレイ君ですか！？」


近「おぉ、あの賢い少年か！


Aも中々良い人を選ぶじゃないか！」


銀「沖田君、目死んでる」


沖「ブーメランって言葉知ってやすか旦那」


銀「俺は元からこんな目ですぅ」



耳に指を突っ込みながら飄々としている旦那を見て察する


あ〜なるほど…あいつ顔の好みとしては眠そうな目してる野郎がタイプなのか、知らねぇけど



近「とにかく今はどうやってレミちゃんを元の世界に帰すかだ


何か方法を考えていかないといけないが……その前に一つ」



近藤さんは俺の膝の上ですやすやと寝ているレミの前まで来てしゃがみ込む



近「うちに帰れるまで真選組で預かろうと俺は考えてる


それで良いか？」



万事屋と俺達を交互に見てそう聞く近藤さんに全員首を縦に振った

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