生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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新「はい、レミちゃん」


レミ「ありがと新八くん！」



ジュースを受け取ったレミを見て新八は持っていた盆をぎゅっと強く握りしめる


時々涙目になりながら



新「どうしましょう銀さん


僕今のレミちゃんを見たら胡友さんを思い出してしまって泣きそうです」


神「分かるネ新八…私も同じヨ


大人のレミはあまりにもAにソックリ過ぎるアル」


銀「いやお前ら二人共泣きそうも何ももう半泣きになってんじゃん


まぁ似てるけど別に区別がつかねぇ訳じゃねぇだろ


工藤新一と黒羽快斗だって顔は似てるけど絵面だと違いが分かるだろ？アレと同じだよAとレミも」


新「すんません、此方は絵面もクソも文面だけなんでその感覚で言われても分かりません」


銀「何だよ察し悪ィな


そんなんだから新一じゃなくて新八なんだよお前は」


新「いい加減にしろよテメェ！！


ていうかその話別作品でも言ってたじゃねぇか！


どんだけ工藤新一と比べたいんだアンタ！！」


神「ちなみにAは工藤や黒羽より松田が好きだったらしいネ」


新「もうやめましょうよこの話題！文字数が勿体ない！」


銀「何でお前急にコビーになってんだよ」


レミ「あはは、よく分からないけど皆面白いねぇ」



キレのあるボケツッコミを見ていたレミがジュースを飲みながら楽しそうに笑う


ひとしきり笑った後レミは自分の家族の事を思い出していた


その儚げな表情に気付いた三人が静かになる



神「どうしたアルかレミ」


レミ「お兄ちゃん達やソウゴ君達を見てるとレミの家族みたいだなぁって思い出しちゃったんだ


パパもママもレオ兄も皆みたいにいつも楽しそうにしてるから」


銀「それお前のママが一方的に暴走してるだけじゃね？


……てか、レオ兄って誰？」


レミ「まだ言ってなかったっけ？


私、6つ年上のお兄ちゃんがいるんだ


それがレオ兄」


「「「はあぁぁぁ！！？」」」



唐突のカミングアウトに三人が絶叫した直後、万事屋の扉がノックやチャイムも無しに開けられた


そして勢いよく駆け込んできた人物にレミは目を丸くした



レミ「あれっ？ソウゴ君？」


沖「……いけねぇなァレミ


勝手に家出されたおかげで随分探しましたぜ？」


レミ「ごめんなさ…わはぁ、ソウゴくん顔こわーい」


沖「誰のせいでこうなったんだろうなァ？


オラ、さっさと帰るぞ」


レミ「はぁい」



鬼の形相でレミの手を取り立ち去る沖田に三人は呆然と立ち尽くしていた

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