生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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佐「土方さんと沖田さんじゃないですか


どうされたんですその子供、誘拐ですか？」


土「何をどう見たらそうなるんだよ全然ちげぇわ


…まぁ、色々あってコイツを真選組で預かってるんだ」


佐「ほうなるほど……」



興味深そうにレミを見る佐々木

一方で佐々木と一緒にいた信女に関しては目の前でしゃがみ込みじっとレミを見つめていた


そんな信女にレミも首を傾げる



レミ「どうしたのお姉ちゃん」


沖「オイ、コイツに指一本でも触れてみろ


その指ごと叩き斬りやすぜ」


土「お前も無駄に喧嘩を売るな」



沖田に威嚇されるも反応しない信女は変わらずレミを見つめ、そしてこう言った



信「貴方、胡友Aの隠し子？」


「「「…………」」」


レミ「？隠し子じゃないよ


でもママの名前はおんなじだ「レミ！！そろそろ屯所に戻るぞ！」え〜」



慌ててレミの手を引きその場を立ち去る土方と未だに敵意を剥き出しにしながらその後をついて行く沖田に佐々木達はぼんやりと立ち尽くしていた



佐「信女さん、ちなみに今のは冗談ですかそれともマジの方で聞いた質問ですか」


信「私は冗談で聞いてない


あの反応は当たってたのかしら」



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レミ「ソウゴくん、トウシローお兄ちゃん


はいどーぞ」



見廻組と遭遇してから少し離れた公園に逃げ込んだ三人はベンチに座り一息吐く


正確には疲れてるのは土方だけで沖田はさっきの信女の件でむすっとしている


そんな大人二人に駄菓子屋で買ったお菓子をおすそ分けするレミに二人同時に撫でるのであった


こうしてのんびりするのも悪くねぇな


あの土方でさえそう思ってきているこののほほんとした状況にある人物が通り掛かる



銀「オイオイこんな真っ昼間から警察が寛いでやがるよ世も末だな」


土「あ？」


沖「あり、旦那」


レミ「おにーちゃん！！！！」


「「あ」」



姿を見るなり目をキラキラさせながらコアラのように抱きつくレミを上手いこと抱き止める男は万事屋 坂田銀時


「元気してたか〜」と撫でられデレデレしているレミに土方と沖田はジェラシー通り越してスンッとなりこう思った


やっぱり親子だな、と


ここだけの話、実際レミの中では何だかんだ言って銀時がぶっちぎりで好感度高いためやはり親が親なら子も子というものだ



銀時「こんな税金泥棒といちゃレミの教育に悪ィよ


うちの養子に来ねぇ？」


「「やるかァ！！」」



お巡り二人の叫びが公園に木霊した

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