生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん4【銀魂】【約ネバ】

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『あのジジイ共明日絶対ぶん殴る』


レ「物騒な事言ってねぇで怪我人は大人しくしてろ」


『いやあいつらも怪我人だから


その理屈だとあいつらも同罪だかんな？？』



あの後何とかエマ達と合流出来たが、ユウゴに背負われた私を見てレイやエマは顔を真っ青にして駆け寄ってきた


流石にお姫様抱っこはマジで恥ずかしいから私の抗議を空を見ながら聞き流してたユウゴの顔面に蹴りを入れておんぶに変えてもらったのだ


人の話無視して何空を仰いでんだよしばくぞ(事後報告)


そしてこいつらの予言通り足の手当してもらった後レイを筆頭にギルダやオリバー、そしてまさかのエクストラ・ヴァイオレットまでやってきて計四人に怒られました


怒られてしょんもりしてたらエマが慰めてくれたけどそんな彼女も「Aはもっと自分に大切にしないと駄目だよ」と曇りのない目で言われて心が死んだ


たまに思うけどエマあんたトドメさす役目でも受けてんの？


なんて事があり今は寝る準備をしてる


正確には皆が準備をしてて私達怪我人三人は先に寝かしつけられてる状態だ


特にいつぞやの池から帰って来た時のようにレイが側につきっきりだ


そう考えれば他人に『コイツ私の専属執事です』って言っても違和感ないな


ほらあるじゃんゲームとかでも同い年で主従関係ですとかさぁ、嘘吐いても多分バレないよ



『じいさんやアンタもはよ寝なさいよ』


レ「言われなくてもお前が寝たらちゃんと寝るよばあさん」


『何ナチュラルにボケ返してんだクールキャラどこいった』


レ「ふっ…冗談に決まってんだろ」



うわ出た悪ガキモード


レイの場合悪ガキ感出てイラッとしても憎めないのが腹立つ


溜め息を吐いて今日の事を振り返る


怒涛の一日だったが誰も死なずに一件落着して良かった


けど＿＿



『……』


レ「どうした」


『…あんな姿で戻ってきて子供達をビックリさせちゃったなと思って』



あれだけ連中を斬り倒して帰ってきたんだ


怪我自体は足だけでもとにかく返り血が凄かったから出迎えてくれた子供達は驚いていた


幸い怖がってたりとかはなかったけど



『もう誰も死なせない…そう思って強行手段に出たけど子供達を驚かせちゃったのには罪悪感あったかな』


レ「なるほど…けどあいつらだってAが自分達の為に戦ってくれてる事位分かってる


だから気にせず休め」


『…ありがと』



優しく握ってくれた手が暖かくてその心地良さから眠りについた

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