【募集企画】鈍喰夜行＿修羅の道＿【3L可】

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【羅屑(らせつ)】
知能が低く、空腹を満たしたいという本能のままに行動する下級の餓鬼。
落ちくぼんだ目、あばらが浮き出た胸部、ぽっこりと飛び出した腹部、痩せこけた四肢を持つ。二足歩行で、全体的な形状は人間に似ている。しかし、近くで見れば人間でないのは一目瞭然。体色は固体によって様々。
体の強度は人間と同じ……否、ほぼ骨と皮と臓物だけで構成されているので人間以下。しかし、その短所が霞んで見えるほど、尽きる事を知らない、正に化け物じみたスタミナを持っている。武術の心得があったり、武器などの対抗手段を持っていれば、単体で相手をする分には大して脅威にならない。しかし、何体もの群れで襲ってこられるとなかなか厄介である。
主要な武器は、鋭い爪と強靭な歯。人間のように道具を武器として用いるほど、知能が発達していない。


【耶叉(やしゃ)】
人間に匹敵する高度な知能と理性を持った、上級の餓鬼。罪を重ね、餓鬼として成長し、姿形を自由に変える力を手に入れた個体を指す。
どの方面に能力が特化しているかは個体によって様々だが、鋼のように頑強な体を持つ個体もいれば、人間を遥かに超越した驚異的な怪力を持つ個体もいる。
「空腹を満たしたい」という餓鬼の根底にある本能も、耶叉クラスになればある程度理性で抑えられるようになる。
耶叉特有の変形能力によってどんな姿にもなれるので、見た目だけなら人間になりきる事も可能。
主要な武器は個体によって様々。知能が高度に発達しているので、人間のように道具を武器として戦闘に用いったりもする。


【伏山寺(ふしやまでら)】
江戸城外堀から北東に500mほど離れた場所に位置する寺院。
江戸時代初期に幕府から寄進された土地に建立された寺で、建設費用や修復費用など諸々の経費は全て幕府からの出資。
総門から奥に向かって、山門、本堂を中心に置いた回廊があるという造り。僧房は回廊の更に奥にある。
二つある亜修羅隊の拠点の内の一つで、伏山寺では東室が亜修羅隊専用の居住区として与えられている。


【地羲院(ちぎいん)】
伏山寺の末寺で、伏山寺が完成した1年後に建設が開始された寺院。江戸城外堀から南西に500mほど離れた場所に位置する。
伏山寺と同じで、幕府からの寄進によって成り立っている。
寺の造りは伏山寺と一緒で、寺自体の規模も伏山寺と全く同じ。
二つある亜修羅隊の拠点の内の一つで、地羲院では西室が亜修羅隊専用の居住区として与えられている。

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