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you side
利吉さんの仕事のお手伝いというか、
私は一緒に付いて歩いているだけなのだけれど。
そこらで噂話を楽しむ女の子たちの輪に
上手に入ってしまう利吉さん……
いや、利子ちゃんはさすがです。
それに、利子ちゃんは本当に可愛い！
利吉さんとというか、
もはや利子ちゃんと女子会みたいで私は幸せ。
利吉「……よし、ここの店主に少し聞いて出るから、
Aは外で待っていて」
『はい』
茶店から先に出た私は、
近くの小物屋にふらりと寄ることにした。
いろんな色の髪飾りや髪紐、
可愛い柄の手ぬぐいなんかも置いてあって
店内は女子で賑わっている。
店先で商品を眺めていると、
「素敵な髪飾りが並んでいますね」
隣からした声にはっと顔を上げると、
そこには男性が立っていた。
私に話し掛けてる？
悩みながらも、私は小さく頷いた。
『え、えぇ』
男「お買い物ですか？」
『あ……はい、まぁ』
そう笑い掛ける男性は、
スラリとして色男ってかんじ。
モテるんだろうなぁ、なんて印象。
きっと、この店内に恋仲のお相手でもいるのだろう。
『お連れの方をお待ちなんですか？』
すると男性は、ゆっくり首を振った。
男「いいえ。貴女が気になってしまって」
『私？ですか？』
男「はい。さっき茶店から貴女が出てくるのを見掛けて、
どうにも気になって……」
そしたら私が小物屋で立ち止まったので、
声を掛けたということらしい。
男「良ければ、一緒に町を歩きませんか？」
『え、』
これは、これは、いわゆる……
な、な、ナンパというもの？！
男「素敵な小袖に髪紐ですね。
貴女によく似合っています」
それは素敵に決まってる。
だってこの小袖も髪紐も……
「素敵だろう？私が選んだんだ」
男性と反対側から声。
それは愛しい人の声。
それはいつの間にか利子ちゃんから
いつもの姿になっていて
そして顔は笑っているけれど、
とっても機嫌の悪い利吉さんだった。
利吉「私の大切な妻に、何か用でも？」
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llmz(プロフ) - 初めましてこんばんは。目をギンギンにしながら楽しく読ませて貰いました。そしてもっと読みたいです！お忙しいと思いますがこれからも続いていくことを応援しています。いつか母上に紹介するお話も読んでみたいです笑更新楽しみにお待ちしています！ (2023年3月25日 1時) (
レス) @page41 id: ea241ee2a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴすこ(プロフ) - はなさん» お返事ありがとうございます！！読めましたー！！はなさんの書く小説はどれも好きでほとんど読んじゃいました！これからも応援してます。頑張ってください！！ (2022年10月22日 7時) (レス) id: 8dcb23a883 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ぴすこさん» 読んで頂きありがとうございます！早速ですが、こちらの設定はどうされているでしょうか？ご確認お願い致します！→→「マイページ」の「設定」から、下の方にいくと「コンテンツの設定」→ 「R18コンテンツフィルタ」があります。お手数ですが宜しくお願いします。 (2022年10月19日 21時) (レス) id: 1cb0e453a9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴすこ(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します。よるのおあそびを読みたいのですが、検索しても作者の作品全表示を押しても出てきません。どうすれば読めますか？ (2022年10月19日 21時) (レス) id: 8dcb23a883 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - Moonさん» お返事遅くなりました！なんて嬉しいお言葉…！更新遅すぎてすみません😱どれだけ続けているのかというお話ですが、私にも終わりが見えません(笑)とにかく更新頑張ります！コメントありがとうございます！！ (2022年10月10日 23時) (レス) id: 1cb0e453a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2022年1月19日 0時
