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土井side
ついに当日を迎えた。
緊張してよく眠れなかったけれど、
目はものすごく冴えている。
今日は、お昼頃にAさんの店へ行く予定だ。
気をつけなければいけないのは、
こういう日ほど何かがあると言う事だ。
伝子「ちょっと半助、忍務に行くわよ」
ほら、こういう事が起こるから……
土井「……って！どうして私が行くんですか！」
伝子「敵の目を欺くためよ、
夫婦役に付き合ってちょうだい」
土井「いやぁあああ」
首根っこ掴まれた。
ぜぇぜぇと急いで戻って来た。
普通に疲れたし、
伝子さんの夫役をさせられて精神的にも疲れた。
時刻を確認すれば……よし、
今から向かえば大丈……
きり丸「土井先生〜！」
土井「な、何だ？きり丸」
きり丸「今日ドブ掃除の日ですよ！」
………すっかり忘れていた。
今回行かなかったら、
大家さんにも隣のおばちゃんにも怒られる！
というか追い出される可能性大！！
土井「い、行ってくる！」
とにかく急ぐしかない。
◆◇
もう何時だ。
約束の時間はとっくに過ぎている事だけはわかる。
ドブ掃除から戻ってきて
忍術学園を飛び出したものの、
木に風で飛ばされた手ぬぐいが
引っ掛かってしまった女性を助けたり
ぎっくり腰で動けなくなったご老人を
おぶって送ったり
道中も色々な事に遭遇してしまった。
土井「はぁ……はぁ、」
やっと着いた、Aさんの店。
がらり
戸を開けて目に飛び込んできたのは、
椅子に腰掛け、
うつらうつらしているAさんの姿だった。
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はな(プロフ) - 舞美さん» 舞美さん、初めまして！読んでくださって、ありがとうございます！！そう言ってもらえて感激です…だいぶキャラ崩れしていると思うんですが、お許しください。これからも更新頑張ります！コメントありがとうございます:) (2021年5月4日 23時) (
レス) id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - はなさんの作品大好きです｡土井先生といい利吉さんといい、、私徳でございます、、。これからも応援してます！ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 762e6989c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年4月18日 15時
