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土井side
Aさんへの恋心を確信してから。
彼女が忍術学園へくる日が待ち遠しいし、
少しでも会いたいし、
見掛けるだけでも良いから……と、
そう思っていたんだけれど。
なんと明日は……
Aさんと一緒に、昼食を食べに行くのだ。
今も普段通り冷静に仕事をしているつもりだけれど、自分でわかるほどソワソワしてしまっている。
あぁ、そうだ、
こうなった経緯といえば。
◆◇
Aさんの恋人役として
伯母さんに会いに行った日の後、Aさんは
ぱったりと忍術学園に顔を見せなくなった。
季節も変わって、家の裏の薬草たちの植え替えや
手入れ、また店で扱う薬品などを作ったりと
忙しいらしい。
送り迎えならできるのだけれど、薬草の受け取り等は保健委員の生徒たちが行っているため、
なかなか会えず仕舞いなのだ。
土井「元気かなぁ……」
伊作「土井先生、失礼します」
勝手ながら少し寂しくなっているところへ、
六年は組の善法寺伊作がやってきた。
伊作はAさんと元々知り合いで、
送り迎えをしたり保健委員としても接点があるので、
実のところ羨ましかったりする。
伊作「Aさんの店に行って来たんですが、
この手紙を預かってきました」
て、手紙？！……わ、私に手紙？！
土井「あぁ、ありがとう」
極めて冷静を装って、手紙を受け取った。
伊作「Aさんから手紙、嬉しいですよね。
僕もさっきAさんに会えて嬉しかったです」
…………顔に出てた？嬉しいって。
ひとりになった部屋で、手紙を開ける。
そこには、先日の恋人役を担った時のお礼と、
無事お見合いもせずに済んだという事が書いてあった。
そして、次に書かれていたのは、
"次のお休み、もしよろしければ
昼食を一緒にいかがですか？"
私は急いで返事を書いた。
"勿論です。楽しみにしています。"
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はな(プロフ) - 舞美さん» 舞美さん、初めまして！読んでくださって、ありがとうございます！！そう言ってもらえて感激です…だいぶキャラ崩れしていると思うんですが、お許しください。これからも更新頑張ります！コメントありがとうございます:) (2021年5月4日 23時) (
レス) id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - はなさんの作品大好きです｡土井先生といい利吉さんといい、、私徳でございます、、。これからも応援してます！ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 762e6989c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年4月18日 15時
