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you side
今日は朝一で、忍術学園へお邪魔する予定。
先日持ち帰った薬草と、
乾燥させたキノコを調合させた薬ができたので、
新野先生にお届けするのだ。
『帰りに餡蜜食べようかなぁ』
この年齢になると、甘味処へおひとり様も平気だ。
さて、山道を進んでいると、
何やら嫌な予感がした。
予感だけなら良かったのだけれど、
どうやら的中してしまった模様。
「ねぇちゃん、金目の物を置いていきな」
振り向けば、ずらりと並んだ……
『何ですか、お兄さん方』
「山賊だ！！」
山賊だそうです。
『私、何にも持っていませんよ』
大切な調合薬と救急箱以外は。
あ、あと餡蜜用のお小遣い。
山賊「何でもいいから置いていけ！」
山賊「もっと怖がれよ」
そんな事を言われたって………困った。
すると、
「まぁまぁ、お前ら」
彼らの後ろから図体の大きな男が現れた。
それに、えらく傷だらけの身体だ。
山賊頭「なぁ姉ちゃん、怪我したくないだろう？」
そう言う彼の腕には、新しそうな傷。
まだ血が滲んでいるし、
このままでは菌が入って膿んだりしてしまう。
山賊「おい！頭の話、聞いてんのか？」
『聞いてますけど、お頭さん。
貴方の腕の治療をさせて下さい』
山賊頭「何だと？」
お頭さんは、バッと腕を隠した。
『ちょっと痛いかもしれないですけど、
ちゃんと治療しておきましょう』
ずいっと近付いて、その腕を取る。
『大丈夫です。私、薬師だから』
患部を消毒して、私特製の軟膏を塗る。
そしてくるくると包帯を巻けば。
『はい、これで良いですよ。
清潔にしないと駄目ですからね』
救急箱を片付けて、
では私はこれで……と去ろうとすれば
山賊頭「やばい………惚れた」
がしっと腕を掴まれた。
あ、ちょっと危機？
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はな(プロフ) - 舞美さん» 舞美さん、初めまして！読んでくださって、ありがとうございます！！そう言ってもらえて感激です…だいぶキャラ崩れしていると思うんですが、お許しください。これからも更新頑張ります！コメントありがとうございます:) (2021年5月4日 23時) (
レス) id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - はなさんの作品大好きです｡土井先生といい利吉さんといい、、私徳でございます、、。これからも応援してます！ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 762e6989c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年4月18日 15時
