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WY「お前たち似た物同士だから大丈夫だよ」
「え?」
ウヨンが立ち上がると同時にヨサンイが額に汗を光らせてこちらに近づく
YS「A不安にさせてごめんね?」
ゆっくり優しく抱きしめられて安心して身体の力が抜ける
YS「告白はちゃんと断ったよ。」
YS「あ、その、隣座ってもいい?」
ふわふわして緊張感の無いヨサンがヨサンらしくて、どうぞと隣の席を笑いながら指す
YS「不安にさせてごめんね?」
YS「Aから授業あとカフェに誘われなくて、あれれ???ってなって」
YS「金曜日に今週末のデート✖️✖️に行きたい!って何にも言われなくてはじめて、Aと居れないだけで寂しいって気づいた」
YS「自分から誘おうと思ったらAがどこに行きたいか?何食べたいんだろうって考えたら土曜日終わっちゃって日曜日は用事あるのかな?って考えてたら月曜日になっちゃうし……今日はちゃんと自分から誘うぞ!って思ってたんだけどなぁ…」と至って真剣に話すヨサンイが可愛らしくて頬はゆるゆるになる
そんな私に気づいたのかヨサンはわたしの頬をむにむにと摘む
YS「Aとしたいこと行きたいところたくさんあるよ。それでもAに一番に喜んで欲しいからAの要望たくさん聞きたいんだ」
YS「今日はカフェでたくさんこの後どこに行くか話をしよう?ちゃんと僕の行きたい所も話すから…」
「うん」
私たちの恋はまだ始まったばかりだから焦らなくてゆっくり進めば良いのだと気づいた
恋愛一年生
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作者名:えむ | 作成日時:2023年7月30日 1時