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(人2)くんとつきあい始めて1カ月。
私の方は、相変わらず(人2)くんを大好きで――。
彼の方はまだよくわからないけれど、一度だけキスをしてくれたし、いつも優しいし、きっと私を好きになってきてくれていると――信じていた。
そんな幸せだらけな毎日の放課後。
(人2)くんと一緒に帰るために、待ち合わせ場所の昇降口に向かおうとした私を、後ろから誰かが呼びとめた。

「A――」

聞きなれないその声に、少しだけ不思議に思って振り向くと、そこにいたのは(人4)だった。
(人4)が話しかけてくるなんて珍しいな。
私はそう思いながら、返事をする。

「何?」

(人4)――(人2)くんの前の彼女は、振り向いた私を見て、笑顔になった。
その笑顔は、作りものなのではないかとつい疑ってしまうほどの、屈託のない綺麗な笑顔だった。
相手が(人4)じゃなければこんな風に思ったりしないんだけどな。
私はそう思いながら、(人4)を見た。
女の子の間ではあまり評判のよくない(人4)。
私にとって(人4)は、(人2)くんの唯一の元カノなので、正直あまりいいイメージは持っていなかった。

「Aって誰とつきあってんの?(人2)だっけ?それとも(人3)?」

急にそんなことを訊いてくる(人4)に不信感を覚えながらも、私は素直に答えた。

「――(人2)くんだよ…」

本当に知らなくて訊いたのか、それとも知っててわざと訊いたのか、それはよくわからなかった。
だけど、その後(人4)は驚く程の残酷な言葉を小悪魔的な微笑みに乗せて言った。

「(人2)かぁ――。あたしが捨てた方じゃん?」

あまりの突然の言葉に、何も反応できないでいた私を横眼に、彼女はそのまま私の元から立ち去った。

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サイハテ - わわっごめんなさい><エスカバは映画に登場した王牙学園のFWです^p^ (2011年1月31日 19時) (レス) id: 4216f81752 (このIDを非表示/違反報告)
メラニィ(プロフ) - サイハテさん、ありがとございます。リクエストは受け付けてないのでごめんなさい…。てかあたひはエスカバって誰ですか??みたいなレベルなんで(((^^;;; (2011年1月30日 0時) (レス) id: 5655c7a529 (このIDを非表示/違反報告)
メラニィ(プロフ) - 紗津姫さん、ありがとございます♪友達にまで紹介してくれたとか嬉しすぎる…!! (2011年1月30日 0時) (レス) id: 5655c7a529 (このIDを非表示/違反報告)
メラニィ(プロフ) - 優希、ありがとう!!小説になってたら買ってたとか超うれしい〜!泣いちゃう…。 (2011年1月30日 0時) (レス) id: 5655c7a529 (このIDを非表示/違反報告)
メラニィ(プロフ) - 爽雷さん、ありがとございます。まだ未定ですが、次もよろしくお願いします♪ (2011年1月30日 0時) (レス) id: 5655c7a529 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メラニィ | 作者ホームページ:http://merany11.web.fc2.com/index.html

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