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1週間後。
さすが闇兎、と言うべきか。
お医者さんもびっくり!のスピードで傷も治って退院をすることができた。
屯所に帰るともう既に酔っ払いが数人。
近藤さんは半裸です。こんな上司に辞表出せません。だって、次の日になったら『ジヒョウ?何それ美味しいの』みたいなノリできそうじゃん。やだよそんなの。
そう思った私は、
呑むしかねぇ!
と、大好きなお酒を飲み始め既に日本酒の瓶六本が周りに転がっている。
貴「……ヒック、あ、土方さんじゃないですか。ぼっち飲みですか?1人寂しく飲んで『一人で飲む俺……カッケェ……』とか思ってrバシッ」
痛い……頭叩かれた……
土「酒くせえ。
お前、何本飲んだ。」
土方さんの顔の前に6本指を出すと、少し引かれた。悲し。闇兎は基本大酒飲みなんですぅ
こんくらい普通ですぅ
貴「私の退院祝いでこんなに盛り上がっていると言う事は、辞めるということ誰にも言ってないんですか」
土「アァ」
貴「……ま、あれは口頭でしたから。今日は、持ってるので。」
そう言って辞表と書かれた封筒を渡す。
それを受け取った土方さんは、
ビリビリビリビリリリ貴「ちょぉっとぉぉ!な、何してるんですか?!」
ぶわぁぁぁぁ
タイミングがいいのか悪いのかきた風で、辞表だった紙はとんでいってしまった。
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うさきよ - 面白いです‼ (2023年5月7日 20時) (レス) @page4 id: 55ad19f9cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のここ | 作成日時:2021年1月30日 21時